うちのハムスターが震えていました。寒いのでしょうか?それとも病気なのでしょうか?

ハムスターが下痢になってしまったら

不調を抱えたハムスターのしぐさや症状について

震え方に違いがあるのでよく観察を!

ハムスターを見てみると震えの症状が出ている場合があります。 その震え方にもよく見てみると違いがあります。

  • 起きている時に全身が震えている
  • 立ち上がった時に震える
  • 変に力が入っているように痙攣し震える
  • 起きた時や安静時もずっと痙攣して震えている
状況によっては、下痢や吐き気といった症状が同時に見られる事もあります。

考えられるハムスターの不調の原因は?

疾患が関係している震え(痙攣)もあります

ハムスターは元々、寒さが苦手な動物という事もあり、冬の時期など気温が低めだと体が震える事が多いです。
寒さが原因の場合は、体全体で震えているような感じになります。
また、心理的に怖いと感じる出来事やストレスでも震えることがあります。起きて動いている時に震えがある場合は、ストレスからくる震えの可能性が考えられます。

注意したいのは疾患や中毒からくる震えです。
塩分・糖分が多すぎる食べ物、カフェインが多いチョコやココア系のお菓子、クリーナーや殺虫剤といった薬品の揮発物(揮発性有機化合物、揮発性物質:常温で液体が気体になって飛び散る物質)などが原因で中毒になる事があります。
他にも、癲癇(てんかん)や椎間板に問題があったり、肝臓の疾患が原因で、震えというより痙攣を起こす事があります。
この場合は痙攣のような激しい震えと一緒に鳴き声をあげたり、吐き気や下痢をする事もあります。

動物病院での治療について

動物病院では、症状の原因に応じて治療を行います。

中毒
原因が中毒だった場合、呼吸がうまく出来ていないときは酸素吸入を行います。 他には、強肝剤を投与したり粘膜保護剤を用いる場合もあります。
癲癇(てんかん)
原因が中毒だった場合、呼吸がうまく出来ていないときは酸素吸入を行います。癲癇の時は更なる原因を特定し、疾患の治療や寄生虫の駆除、投薬などを行います。
椎間板の疾患
原因が中毒だった場合、呼吸がうまく出来ていないときは酸素吸入を行います。椎間板の疾患が疑われる場合は、抗炎症剤を投与します。 レーザー照射を行って治療をする事もあります。
肝臓の疾患
原因が中毒だった場合、呼吸がうまく出来ていないときは酸素吸入を行います。椎間板の疾患が疑われる場合は、抗炎症剤を投与します。肝臓の疾患が見つかった場合は、強肝剤を用いたり、抗生物質を使用した治療を行います。
ストレス
原因が中毒だった場合、呼吸がうまく出来ていないときは酸素吸入を行います。椎間板の疾患が疑われる場合は、抗炎症剤を投与します。ストレスが考えれる場合は、スキンシップの頻度を減らしてハムスターの負担を軽減してあげましょう。

ハムスターのためにあなたができること

原因になりそうな物があれば、一緒に動物病院へ持って行きましょう

動物病院へ連れて行く時には、ハムスターにストレスがかからないよう配慮してあげましょう。
飼育ケースだと大きすぎて、移動の際に大きな揺れに対応しきれず転がってぶつかる可能性もありますので、小さめのキャリーケースを兼ねたプラケースに入れて連れて行くのがおすすめです。
寒い時期は、直接冷気が入らないようにバッグにケースを入れ、上からタオルなどをかけると良いです。
薬剤の中毒や誤飲が疑われる場合は、薬剤の容器を持っていくと良いでしょう。 (ガラスクリーナー、殺虫剤、消臭スプレーなど、商品情報の記載がわかるもの)
どのような成分が入っているかを獣医がすぐに確認でき、早く処置が行えます。

獣医さんにハムスターの症状を伝えるポイント

  • 起き上がっている時に震えているか
  • 寝ている時も震えているか
  • 力が入っているような震え(痙攣)か
  • 同時に下痢や嘔吐などの症状があったか
  • 最近、どのような食べ物を与えたか
  • ハムスターがいる周辺で薬剤、クリーナーなどを使ったか

考えられる病気名

  • 中毒症状
  • ストレス
  • 寒さ
  • 癲癇(てんかん)
  • 椎間板の問題
  • 肝臓に疾患がある

動物病院の多くは犬猫の診察をメインとしている病院もあります。
「ハムスターの診察が可能か?」「エキゾチックアニマル(犬猫以外の動物)の診察が可能か?」
という点を含め、動物病院に一度、事前にお問い合わせをするのをおすすめします。