スタッフ紹介
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塩瀬 将之 / 院長
プロフィール ◇出身:オーストラリア
◇今までに飼ったことのある動物:シンガポールにいたときにシェットランド・シープドッグを飼っていました。
◇特技:昔からプラモデルを趣味にやっていますので、器用さには自信があります。
塩瀬 将之 / 院長 インタビュー
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獣医師になろうと思ったきっかけを教えてください
小さいころから、漠然とですが獣医師になりたいという思いを持っていました。
ですがそのころはまだ、どうすれば獣医師になれるのかということがあまりよくわかっていませんでした。
私は付属高校に在学していたときに漠然とこのままエスカレーター式で大学に行くのかなと思っていました。
でも、工学部や経済学部、商学部などに興味が持てなかった私は、自分の将来の進路悩んでいました。そのようななかで「何でもいいからチャレンジしてみよう」という思いが芽生え、小さいころから犬がいつも身近にいたこともあってか、獣医師を目指してみようと思いました。
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大学時代はどんなことを学んでいましたか
内科学研究室に所属していましたが、実は最初、内科よりも外科に関して興味がありました。
そのころから、将来的には浅間町で犬猫専門の動物病院を開業することを考えていたのですが、牛や馬を扱う大動物は内科しかなく、学生時代の間に大動物に触れておきたい、今後目指したい分野が変わるかもしれないと考え、外科よりも内科を選びました。
その結果、産業動物の世界に触れてみたことにより、小動物の方が自分には合っているということを確認できたので非常に良い経験になりました。
大学時代や国家試験で学んだことももちろん今に生かされていますが、本当に大事なのは大学を出てからの環境と姿勢だと考えています。ただ仕事をこなすだけでなく、自発的に勉強会に参加するなど、新たな知識や技術を吸収する機会を設けることが大切です。
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獣医師になってやりがいを感じるときはどんなときですか
動物もしかりですが、どんな結果になったとしても、やはり飼い主さまが喜んでくれるときが一番やりがいを感じるときかなと思いますね。
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獣医師になって一番心に残るエピソードについて教えてください
不治の病にかかってしまったワンちゃんを担当した際に、何とか助けてあげようと大学病院にも通ったのですが、最終的に私の方で診た方が良いということになりました。少しでもお家で過ごさせてあげるために夜中の3時まで輸血し、飼い主さまのもとに戻してあげたのですが、次の日の朝には残念ながら自宅で亡くなってしまいました。点滴を外すために飼い主さまが病院まで車で来られたとき、亡くなったワンちゃんを抱いて駐車場から病院へ向かう途中、泣いてしまったことを覚えています。
数年後、新しいワンちゃんを飼われた同じ飼い主さまが「最初は塩瀬先生に診てほしい」とい言ってくれたときは、すごくうれしかったです。私にとっての忘れられない体験はそのときだった気がします。
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今後の目標について教えてください
病院の規模としましては、私一人で全体をきちんと把握できるくらいの規模であることが大事だと考えていますので、今後大きくする予定はないです。私に診てほしいと思ってくれている飼い主さまもいらっしゃいますので、今後も私自身が飼い主さまと向き合っていきたいと考えています。
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