米川動物病院

スタッフ紹介

• 米川　秀彦 / 院長

  

  プロフィール ◇尊敬できる人：野良猫たちを保護している人たち

  米川　秀彦 / 院長 インタビュー

  • 獣医師を目指したきっかけを教えてください

    最初から獣医師を目指していたわけではなかったんですよ。畜産科の高校に通っていたのですが、「もっと畜産について勉強したい」という思いから、畜産に関係のある獣医の大学に進学しました。当時は、お肉や牛乳などを作る生産業に関わる仕事に興味があったんですよね。なので、始めから小動物臨床を行うために獣医師になったわけではなかったのですが、動物たちの命を救いたい気持ちが強くなり、獣医師になったのがきっかけですかね。

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  • 獣医師になってやりがいを感じるのはどんなときですか

    受け持った動物たちが元気になったときに、飼い主さまが喜んでくれるときですね。
    飼い主さまによく「健康を維持するにはどうすればいいのか」、「病気にならないためにはどうしたら良いか」などご質問を受けることが多いんですね。そのとき、飼い主さまの生活スタイルをお伺いした上でアドバイスをさせていただくのですが、それに対して飼い主さまがその病気に関する知識や病気との付き合い方、これから注意しなければいけないことを理解してくれて、実践しているところを見たとき「この動物は幸せに暮らせているな」と思い、やりがいを感じますね。
    

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  • セカンドオピニオンに関してのお考えを教えてください

    できれば同じ先生に担当してもらった方が良いのではないかと私は思います。
    セカンドオピニオンはいろいろな意味で使われています。「この定義が絶対だ！」ということはありませんが、基本的にセカンドオピニオンとは主治医ではない人の意見も聞いてみるが、主治医が変わることはないものだと考えています。もちろん飼い主さまにとって合う獣医師や合わない獣医師がいるとは思いますが、主治医がころころ変わると動物にもストレスがかかりますので、できれば同じ先生に診てもらった方が良いですね。
    

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  • 飼い主さまに伝えたいことはありますか

    我々獣医師は、動物と飼い主さまを支えるために知識や医療を提供する存在であり、動物と飼い主さまの絆を補助することが役目だと考えています。
    獣医師は病院に来たときにしかその動物を診ることはできませんが、飼い主さまはその子と常に一緒にいます。動物が健康でいるためには、飼い主さまがしっかりしなくてはいけません。ですので、日頃からブラッシングしてあげたり撫でてあげたりし、その子に触れて普段の様子を知っていることが大事です。それらをすることによって「ちゃんと食べているのに軽くなったな」とか「今年は便の量が少ない」など、飼い主さましか気づけないさまざまなことがわかってきます。
    何事も早期発見が大事です。動物が普段見せるちょっとした仕草を見落とさないようにすることで、病気などに早い段階で気づけることもあります。日々の生活の中で、動物の行動の変化などを見逃さないようにしていただきたいですね。
    

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