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必ず事前に電話をかけましょう
医療機関によっては当日診療を受け入れられないということもあり得ますので、確認のために必ず電話連絡をしてください。夜間救急病院は、基本的には完全予約制ですし、夜間対応してくれる個人病院でも電話は必須です。また、診療時間外は留守番電話にメッセージを残して、対応可能な場合には折り返しで連絡をくれる動物病院もあります。
電話では、症状をしっかりと伝えましょう。事前情報があることで、来院後のスムーズな治療につながります。その際、落ち着いて的確に状態を伝えられるように努めてください。
例)人用の薬をたくさん飲んでしまったなどの場合:どの薬を飲んだのかが必要です(薬には同じものでも成分やmg数が違うため、その用量によっては致死量にいたることもあります)ので、薬の袋や箱などを持参してください。そして、何時頃に飲んで、どのような症状が起きたかをしっかり伝えてください。 -
身分証を準備しておきましょう
かかりつけの病院でない場合は、身分証明書の提示を求められることもあります。運転免許証や保険証などを準備しておくようにしましょう。ただ、かかりつけでないと受け付けてくれない病院もたくさんあります。事前に確認をしておきましょう。
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順番が前後する可能性も
症状の緊急性や重度によっては、来院の順序に関わらず、治療の順番が変更になる可能性もあります。夜間は日中に比べて緊急度の高い動物が来院しますので、その点も念頭に置いておきましょう。
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即日精算が基本、現金かクレジットカードのご用意を
夜間の診療では原則的に即日の精算となることが多いです。通常の診察費に加え、時間外の料金がかかりますので必ずご用意ください。クレジットカードが利用できる医療機関も多くありますので、事前に調べて準備しておきましょう。
診療費でのトラブルが多いと言われています。どのくらいかかるのかは、病態によって違うことは間違いありませんので、だいたいの金額を確認することをお勧めします。 -
地域で夜間に対応してくれる医療機関を事前にチェック
いざというとき、慌ててしまって「どこに連絡していいかわからない」という事態も考えられます。普段から、近隣で夜間でも受け入れてくれる医療機関を調べておくことが、緊急事態でも落ち着いた行動につながります。まずは、かかりつけの動物病院が夜間対応を行っているか、確認してみましょう。そして、さらには夜間病院との提携などを確認しておくと、より安心でしょう。
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