院長/山田 武喜 へのインタビュー(1/4)

インタビューに応える亀戸動物総合病院の院長、山田 武喜先生 インタビューに応える亀戸動物総合病院の院長、山田 武喜先生
プロフィール
山田 武喜

1984年 日本大学農獣医学部獣医学修士終了。
神奈川県横浜市の永岡犬猫病院に勤務。

1986年 東京都墨田区に亀戸動物総合病院を開院。
東京医科歯科大学で生体工学 生体材料 再生医療を研究。

2000年 博士号(学術)取得。
日本大学動物病院の非常勤講師も勤める。

亀戸駅から明治通りを北上し、福神橋を渡ったところ、下町情緒が色濃く伺える住宅街の一角に、この地で30年近くも、近隣の動物たち、ペットオーナーたちに愛されてきた動物病院がある。亀戸動物総合病院の大黒柱として、長らくこの土地の動物医療を支え続けてきた山田先生にお話を伺った。
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獣医師になったきっかけ

私が育ったのは千葉の奥地で、それこそ、まわりに民家が全く無いような場所だったんですね。
父親が動物好きで犬の訓練士をやってたんですよ。遊ぶ場所も無いものだから、そうなると自然が遊び場なんですね。鳩、鶏、犬、山羊等、色々な動物を飼っていて、鶏に卵を産ませたりなんかもしてましたね。獣医師になったきっかけというか、幼い頃から常に動物に接する環境があったというのは大きいと思いますね。今でも覚えているのが、ある時ひよこを買った友人がいたのですが、そのひよこが具合を悪くしたということで僕が一生懸命看病してなんとか治したんですよ。その時「治療して治す」という感覚というか、嬉しさを知ったんですね。今にして思えば、その時のことがそもそものきっかけかも知れないですね。元から本当に動物を飼うのは好きだったんですよ。
昔は獣医師という仕事をそもそもよく知らなかった、というより、良い仕事というイメージを持っていなかったんですね。
高校生になって一生の仕事を考えないといけないという時になって、父が「獣医という仕事はこれから良くなるんだぞ」と助言をしてくれた。当時、国内では獣医師という職業は数も少なく珍しい職業で、小さな診療所で診察台ひとつ、注射器一本でやるような医療で、決して高度なものではなかったんですね。しかし、アメリカでは獣医学の研究も進み、獣医師という職の地位も高まっていたから、日本も今後おそらくそうなるだろうと。その時の父のアドバイスはとても大きかったですね。今にして思えば、父はそういう先見の明はありましたね。現在の獣医療はMRIなど高度な医療機器も次々出てくるし、それにより治療の幅も昔とは比べ物にならないくらい広がっていますから。

開業して大変だったこと

うーん、なんだろうな・・・。まあ、開業当初は治療はもちろん、病院の運営は全て自分一人でやっていましたからね。今はこうして沢山の頼りになるスタッフに支えられているので。獣医師というのは診療だけやっていればいいというわけではなくて、院長として病院を運営していく為には、経営する力も必要になってきます。当然、治療自体は動物に対して行いますが、最終的には飼い主様、つまり人対人の仕事なんですよね。治療を行う時に、飼い主様に納得してもらえるような話が出来ないといけない。なので、治療の為の知識や技術だけでなく、人とのコミュニケーションなんかもおろそかにしてはいけないと考えています。
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住所
東京都墨田区立花1-10-3
アクセス
JR総武線亀戸駅から徒歩10分
東武亀戸線小村井・東あずま駅から徒歩8分
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