院長/杉本 恵子 へのインタビュー(3/4)

みなみこいわペットクリニック 院長 杉本 恵子 みなみこいわペットクリニック 院長 杉本 恵子
プロフィール
杉本 恵子

1971年
日本獣医生命科学大学 卒業
1974年6月
みなみこいわペットクリニック 開院
2008年10月
みなみこいわペットクリニック 医療サポートセンターとして再スタート

江戸川区南小岩の住宅街の一角に、この地に根を下ろして40年を数える動物病院「みなみこいわペットクリニック」がある。院長の杉本先生に伺ったお話からは、先生の人柄の良さや獣医療に対する思いが伝わってきた。
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みなみこいわペットクリニックの特色

犬猫以外の動物の診療について

実は、ドリトル先生ではないですが人間以外の全ての動物を治療するのが獣医だと思っていたもので、当院では犬猫以外の診療も行っています。
今まで診察した動物で変わったところですと・・・。昔の話ですが、ライオンの子供やレオパードを診察した事もありました。小さいけれどキレイなコでしたね。鳥類、猿、フェレット等の小動物の診療も行いますが、当然体の構造は犬猫と大きく異なりますので勉強は必須です。
全ての治療に共通して言えることですが、その動物の普段の生活状況を知る事は大切です。食べているものや、暮らしている環境を調べて病気の原因や改善点を見つけていきます。犬猫以外の動物の治療に関しては、大学を卒業する前に動物園に研修に伺った時の経験が非常に重要なものになりましたね。野生の動物達に対して仲良くなりたいというのは人間の欲望ですが、お互いに何かを伝え合ったり、互いに目を見て何かを感じるのは自由だと考えています。人間が自分達だけえらいとか賢いとか、自分だけに通用する物差しを振り回していたら、なんと言うか、楽しくないな、と思うんです。そうではなく、地球上に様々な動物がいて、様々な生き方があって、それをお互い認め合うことが重要だと考えています。

獣医とは

「獣医さんとは何ですか?」と問われた時に、そういった自然の基本的なことに立ち戻れる位置にいるのが大切だと思います。もちろん、色んな先生がいらっしゃいますが、私はそういった自分が地球上に生きている動物の一人、という原点を考えた時に、自分が全体から何をもらって、何を発信しているのかを自覚していたい。その自覚があれば、必要な時に必要な人に、情報として医療的なアドバイスをお渡しする事が出来ると思います。
少し小難しいお話ですが、これらはもちろん西洋医学の知識、技術のベースがあっての事です。基本的、根本的な医学的知識が無かったら、違う療法を行うことは出来ませんし、行うべきではないです。
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