院長/橋本 理沙 へのインタビュー(3/4)

Rire 院長橋本 理沙 Rire 院長橋本 理沙
プロフィール
橋本 理沙

日本獣医生命科学大学 獣医学部獣医学科 2007年卒業

資格
ペット・メディカルアロマテラピスト
ホリスティックケアカウンセラー
所属学会
日本伝統獣医学会(獣医東洋医学会)
日本動物リハビリテーション学会
日本獣医動物行動研究会

渋谷区上原の閑静な住宅街の一角に佇むRire。「笑う」という意味を持つ言葉を冠したこの病院ではどのような治療を行っているのか、院長の橋本先生からお話を伺った。
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代替治療と終末期治療(ターミナルケア)について

代替治療について

当院で行っている代替治療は、具体的に言うとアロマ、ハーブ、漢方、鍼灸、マッサージ、リハビリ、食事等ですね。鍼灸等は取り入れている病院も多いように思います。
動物に鍼?と思われる方もいるかもわかりませんが、おとなしく受けてくれる子が多いですよ。また、基本的に動物にストレスを掛けないで行うものなので、鍼を嫌がったり怖がったりする子には、鍼の代わりに人の子どもにも使う金属の棒や指圧で施術を行います。
ハーブに関しては、私が動物一人ひとりに合ったものを推奨しているという形です。アロマは東洋医学の考えを取り入れながら一人ひとりの疾患や体質・性格にあわせて当院でオリジナルで調合しています。当院では西洋医学的な薬の代わり、つまり代替治療としてアロマを使うことも有りますし、東洋医学の考え方を取り入れて、香りで心のケアをすることも有り、2つの使い方で心と体両方のケアをおこなっています。
漢方は生薬をブレンドしたもので、自然のものを利用して体質改善を図る薬ですね。これは西洋の薬とは意味合いが違うものになります。アロマやハーブ、漢方のひとつの成分を濃縮させて化学的につくったものが西洋の薬なので、その方が圧倒的に効果は強いのですが、効果が出る分ある程度の副作用もあるので、薬と代替治療をうまく組み合わせながら体に負担が少なく済むような形を取らせていただいています。
また、西洋の薬は今ある病気を治すだけなのでぶり返すこともあります。漢方や食餌・鍼灸・マッサージで、体質改善をはかって自己治癒力を高め根本治療を目指しています。
ハーブや漢方は副作用が少ないという大きなメリットがありますが、その代わり、薬としての効き目はマイルドになるので、すぐに効かせたいという方には物足りないと思う可能性はありますね。例えば痒み等でも、診察した結果、薬を使うほどでもないように感じても、飼い主さんがなるべく早い治療を望まれるという場合もあります。そういうときにどういった方法で治療を行うかは、飼い主様と相談しながら決めています。

終末期治療(ターミナルケア)について

終末期治療という形を当院で取り入れ始めたのは自分が飼っていた子がきっかけでした。私が飼っていた子は、他所の人がとても苦手な子だったので入院はさせたくなかったのですが、抗癌治療が必要だったので本格的に治療をするとなると、どこかの病院で入院しながらしないといけなかったんです。入院しながらやることと、その子の未来と今の時間を考えたときに、私はそばに一緒にいて自分ができることをしてあげるのがうちの子にとっては一番だと思ったんです。
治療に答えはないと私は思いますので、今の病態と今その子に何ができるかを飼い主様と話しながら、飼い主様がどうしたいか、愛犬愛猫がどんな性格なのか、どんな思いなのかを考えて、エンドロールを一緒にプランニングしたいと思ったんです。実はこれはペットロスの対策も考えて取り入れたんです。あのときあれができなかったとか、こうしておけばよかったと後悔しないためにも、どんなことを準備したらいいか、どんな風に過ごしたらいいかも話し合ったりします。家族が後悔しないように愛犬愛猫と一緒に過ごして欲しいと考えています。
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住所
東京都渋谷区上原2‐28‐8久米プラザ1B
アクセス
京王井の頭線駒場東大駅から徒歩7分
小田急小田原線代々木上原駅から徒歩15分
小田急小田原線東北沢駅から徒歩15分
各線渋谷駅からバス10分
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