院長/保坂 敏 へのインタビュー(2/5)

ほさか動物病院 院長 保坂 敏 ほさか動物病院 院長 保坂 敏
プロフィール
保坂 敏

1987年3月 麻布大学大学院修士課程修了
1993年4月 相模原市相原に「ほさか動物病院」を開院
2002年2月 小動物臨床鍼灸学短期課程修了(中国,北京)
2008年3月 新病院開設
2009年6月 獣医循環器認定医取得
受賞歴
平成12年度 神奈川県獣医師会 学術賞 「犬のプロトテカの1例」
平成24年度 神奈川県獣医師会 学術賞 「頚部椎間板ヘルニアの3例」

相模原市のほさか動物病院は国道413号沿いの一角にあり、地域の方々に頼りにされる動物病院だ。院長の保坂先生は循環器やリハビリ治療を始め、鍼灸や整形外科等、様々な専門的な治療を得意とされている。獣医師として30年近いキャリアの中で、どんな経験をされてきたのか、お話を伺った。
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ほさか動物病院の特色(1)

循環器疾患に力を入れている動物病院

当院では特に、循環器疾患の治療を前面に出しています。もともと私が大学時代に勉強していたことを、卒業後も大学に通って研修させていただき、認定医の資格をいただきました。あとは、リハビリに関しては、アメリカで認定されているCCRPという資格を持っていますので、それを活用できないかと。
どちらも何年かに渡って勉強をして認定をいただきました。特化した治療を行おうとすると設備的も重要になってきます。例えば、循環器の方は簡単に言うとよく見えるエコーが必要ですし、やはり機材があってもそれを扱えなければいけない。これにはある程度経験が必要になってくると思います。
循環器の治療自体はやはりワンちゃんが多いです。具体的に言うと弁膜症で来院されるワンちゃんが多いです。心臓の中で部屋を仕切っている弁膜があるのですが、その弁膜、とくに左側の弁膜が痛んできますので、その弁膜がうまく閉まらない為に血液が逆流してしまうという病気です。そして左心房という場所にたまった血液が気管支を圧迫したり肺に水がたまったりする原因になるわけです。これは人にもある病気です。ネコちゃんの循環器系の病気だと心筋症が多いです。

様々な分野に特化した治療が行える動物病院

当院ではその他にも特化した治療を行っている分野があります。鍼灸の勉強で中国にいっていたこともあって、術後のリハビリの一環で鍼灸を取り入れています。動物の治療に鍼灸?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり中国4千年の歴史というか、中国のその方面の技術はすごいと感じています。向こうでは針で麻酔が出来るくらいですから。そういうツボもあります。そういった治療を神経疾患の子などに施しているのですが、経過が目に見えて良くなっていきますのでやはり嬉しいですね(笑)。また、椎間板ヘルニアなどの整形外科も、力を入れている分野です。本当に手術翌日からどんどん容態が良くなっていって、動物が元気になっていく様子を見ると嬉しいですよ。
その他、血液バンクシステムを稼働させています。貧血の子の治療や手術に必要な血液は、人と同じように作ることができません。輸血をするには健康な子からの献血によって賄いますが、これは血液型が合い血液交差試験(実際に輸血を行ったときに、副作用が出ないようにするための確認検査)も陰性の場合に限ります。これらの血液を確保するためのシステム作りが治療には欠かせません。再生医療にも力を入れています。これからの分野になると思いますが、脂肪から採取した幹細胞を抽出あるいは培養し移植します。病気によって、移植後早期に改善が見られます。
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住所
神奈川県相模原市緑区二本松4-17-1
アクセス
横浜線橋本駅北口からバス10分
相模線橋本駅からバス10分
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