院長/大矢 智隆 へのインタビュー(2/4)

大矢動物病院 院長 大矢 智隆 大矢動物病院 院長 大矢 智隆
プロフィール
大矢 智隆

1997年3月 日本獣医畜産大学(現 日本獣医生命科学大学)卒業
1997年4月 都内の動物病院勤務
1998年2月 埼玉県浦和市の動物病院(山田動物病院)勤務
2002年7月 大矢動物病院開業
所属学会
日本獣医循環器学会会員、日本獣医腎泌尿器学会会員
日本獣医がん学会会員、日本小動物血液透析協会会員
日本動物病院福祉協会(JAHA)会員

近くには多摩川が流れる東京の西の端、狛江市東和泉に居を構える大矢動物病院。今年13年目を数えるこの病院の待合室で、院長の大矢智隆先生にお話を伺った。優しく温和な大矢先生が考える動物医療とは。
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病院の特色となる治療法について

飼い主様の選択肢を狭めないための設備

当院ではCT、エコー、レーザー、内視鏡を導入しています。なぜそういったものを導入していったかというと、僕たちが駆け出しのころは、そういった専門機器が必要な治療は、大学病院や高度医療センター等でやるものだったのですね。
ですが、いわゆる町医者と呼ばれるポジションにいても、そういった治療をある程度やれるんだ、というのを見せたかった。整形外科だけでなく、やはり内科の面での検査もここまで出来るんだよと、そうすれば、専門医に行く前に、自分がどうするべきなのか選択できると思うんですよね。飼い主様にその選択をして頂く際に、選択肢を狭めるようなことはしたくなかったんです。

飼い主様の意思を尊重する

内視鏡と言うと、体内の異物を取り出す器具という認識の方も多いと思います。ですが、例えば内視鏡で消化管内の腫瘍の一部を取り細胞診をするとか、人間と同じ様な使い方が動物でもできます。ですが、そこまでの治療を望むかどうかは飼い主様次第だと考えています。
獣医療の近代的な治療法に関しては、人間の医療に追いついていこうとする姿勢はいつでもありますよね。一昔前に出来なかったことが今出来るようになっているというのは多くあります。
しかしその反面、繰り返しますがどんなに高度な治療が出来るようになっても、そこまでやりたくない飼い主様もいらっしゃいます。そのような飼い主様の選択の幅をつぶしてはいけないと思うんですよね。
例えば、手術をするのはどうしても全身麻酔が必要になります。手術することに違和感を持つ人の理由には、全身麻酔をかける動物の年齢、費用等、要因は様々です。
さっきの技術進歩の話にもつながりますが、やはり麻酔一つとっても、技術の進歩により少ないリスクで行えます。しかし、リスクが無いわけではないですからね。
例えば自分自身が全身麻酔をかけられて手術をしてもらうことになった場合、ちょっと怖いなと思うじゃないですか(笑)。
それと同じで飼い主様の気持ちとしては、麻酔をかけるということ自体が不安要素の一つになりえるので、そういう場合は手術はしないと判断する方も実際いらっしゃいます。
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住所
東京都狛江市東和泉2-16-1
アクセス
小田急線狛江駅から徒歩5分
小田急線和泉多摩川駅から徒歩5分
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