院長/石川 朗 へのインタビュー(2/4)

練馬テイルズ動物病院 院長 石川 朗 練馬テイルズ動物病院 院長 石川 朗
プロフィール
石川 朗

2002年 日本大学生物資源科学部獣医学科 卒業
2002年 亀戸動物病院(東京都墨田区) 勤務
2006年 同医院 副院長
2009年 同医院 内視鏡・腹腔鏡部門(兼務)
2013年 練馬テイルズ動物病院 開院
所属学会
獣医麻酔外科学会 日本獣医がん学会 獣医内視鏡外科研究会
研究・発表歴
2011年 第32回動物臨床医学会年次大会 内視鏡検査により診断した消化器型リンパ腫の犬の1例
2012年 日本獣医内科学アカデミー2012年大会 上部消化管内視鏡検査により診断した犬の消化管内異物50症例の回顧的検討
2012年 第53回日本獣医画像診断学会 内視鏡により診断した犬の胃内異物42症例のX線検査の有用性に関する検討
2013年 第15回日本臨床獣医学フォーラム2013年年次大会 軟性膀胱鏡にて治療をおこなった尿路結石の犬の2例

西武線池袋線の練馬駅で電車を降り、閑静な住宅街を抜けたところにある「練馬テイルズ動物病院」。2014年12月で開業から一年を迎えたこの病院では、ある専門的な治療に力を注いでいた。近代治療の可能性とは何か、院長の石川先生にお話を伺った。
  2/4ページ  

内視鏡治療は近年増えてきた新しい治療法

近年増えてきた新しい治療法

内視鏡治療は昔からある治療法ではなく、近年で徐々に普及してきていますね。10年位前だとまだ内視鏡がある動物病院さんって少なかったんですよね。ある程度の大きな規模の病院、つまり総合病院と呼ばれるような所でないとおいていなかったと思います。
最近は・・・異物の誤飲に対して、適切に対処してあげたいという方も増えていますし、だんだんと増えているように思いますね。
実際に異物の誤飲関連で病院を訪れる方は多いですよ。
例えばヒモで遊んでいる猫ちゃんがいて、飼い主さんがちょっと目を離した間にそのヒモを飲み込んじゃったというケースですと、あれは猫ちゃんが飲み込もうと思って起こるのではなく、あくまで事故なんですよね。
猫の舌というのは特徴的で表面がとてもザラザラしています、なのでヒモで遊んでいて舌に絡まりだすと、本人が飲みこむつもりが無くても飲んじゃうんですよ。
猫ちゃんに関して言えば、異物の誤飲は6~7割がビニールかヒモですね。そういったものが内視鏡で摘出できます。十二指腸より先に進んでしまったものは取れないんですが、そうでなければ問題ないです。家庭で何か異物を飲み込んでしまったことが分かっている場合は、腸閉塞等の重大な病気に発展する前に一度連れて来ていただきたいですね。

内視鏡治療を始めたきっかけ

現在の状況では、内視鏡は獣医師にとってはまだちょっと特殊な技術と言えますね。
私が内視鏡に取り組みだしたのは以前勤めていた病院に在籍していた時で、比較的大きな総合病院だったんですけど、実は内視鏡ってあんまり使われていなかったんです(笑)
そんな中、異物を取る機会があって、興味を持ったんです。あとは、内視鏡というものに単純に興味があったんですね、何というか・・・うまくいえないですが、フィーリングが自分に合っていたんですね。
やはりどこの病院でも持ってる器具ではありませんから、その時にすぐ触れることが出来る場所にいたというのは大きいですね。
最終的には私を中心として内視鏡を専門で扱う新しい部門を作っていただき、治療を行っていました。他の獣医の先生からの紹介も多く頂いていたので、かなりの患者さんを経験させて頂いたんです。
資料的な面でも、経験的な面でも、ものすごく成長できたと思います。
  2/4ページ  
住所
東京都練馬区練馬3-24-18
アクセス
西武池袋線練馬駅から徒歩6分
西武豊島線豊島園駅から徒歩6分
練馬テイルズ動物病院の詳細を見る