院長/水谷 達二 へのインタビュー(1/4)

水谷動物病院 院長 水谷達二 水谷動物病院 院長 水谷達二
プロフィール
水谷 達二

◇所属 / 役職:水谷動物病院 / 副院長
◇出身地:福岡県
◇趣味・特技:オートバイ、マラソン
◇今までに飼った動物:イヌ、ネコ、ハムスター

◇ご経歴
平成7年 北里大学獣医学部 卒業後、水谷動物病院で勤務、現在に至る
平成22年 博士号(獣医学)取得

神奈川県藤沢市の江ノ島に程近い鵠沼海岸の水谷動物病院は、1969年の開業から半世紀近くホームドクターとしてのスタンスを変えずに地域の動物医療に尽力している。獣医師の使命は動物の診療だけではなく、動物を通じて行う人間への福祉にもあると考える水谷動物病院とはどのような医院なのか。同院のポリシーや活動について副院長の水谷達二先生に話を伺った。
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自分にとって動物と接する獣医師は一生続けられる仕事

まずは、水谷先生が獣医師を目指したきっかけについて教えてください。

幼い頃に犬を飼っていたのですが、その頃はまだ私が幼かったということもあり、自分で犬を散歩に連れていくということもなく、家の庭にあった犬小屋で可愛がっていたということだけを覚えています。そんな年齢でしたので、その犬が亡くなっても「なんでいなくなったの?」としか認識することはありませんでした。
小さな頃から動物に触れ合っていましたが、幼い心には病気になった動物を病院に連れて行くという感覚がまだ芽生えておらず、動物園が獣医師の職場だと思っていたくらいでしたよ(笑)。

獣医師の存在を意識しはじめたのは進路を決める高校生になってからでした。私の親は歯医者だったため歯科の分野にある程度の理解はありましたが、特に歯医者になりたいという気持ちはなく、同じ医療なら大好きな動物を相手としてやりたいと考え、獣医学科へと進みました。
実はその時にオートバイの世界もいいなと思っていたのですが、機械相手に毎日過ごすよりは、いつも違った変化がある動物たちと過ごしていたほうが楽しいと思ったんです(笑)。
つまり、いつでも動物と接していたいという気持ちが、小動物臨床の獣医師になったきっかけです。

水谷先生が診察を行っている水谷動物病院の歴史について教えてください

開業して48年になります。藤沢市では3件目か4件目の古い歴史を持つ動物病院ですね。地域で半世紀近く診療していますが、実は当院の歴史の中で特に大きな改編期というのはないのです。もともとは院長が6畳1間ほどの規模から診療を始め、そこから徐々に施設が大きくなっていったというだけで、動物病院としては開業当初から一貫してホームドクターの役割を担い今に至っています。
その歴史の中で、当院というよりは院長の働きになるのですが、日本動物病院協会(JAHA)という団体を立ち上げたことが大きな出来事だと思います。
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