院長/美濃部 五三男 へのインタビュー (2/3)

アイン動物病院南千里病院 院長 美濃部 五三男

美濃部 五三男MINOBE ISAO

大切な家族・コンパニオンアニマル。だから動物病院を好きになってもらって行動/病気予防と早期発見を!

ご自身のことを失敗談も含めて飾らずに語る美濃部五三男先生。明るく開放的で安らぎを感じさせるアイン動物病院のたたずまいと相まって、柔和な先生のお人柄は飼い主さんから絶大なる信頼を寄せられているようだ。予防医学の重要性や動物から人への感染防止について記者に語ってくださるときも、スタッフさんに指示を出されるときも、その穏やかな雰囲気は変わらない。そんな美濃部院長に、これまでの歩みとこれからの病院の理想の形態などについてお話をお聞かせいただいた。

インタビュー

  • 病気の予防に力を入れていますよね?

    そうですね。これは人間でも同じで、病気にならないように予防することが大事なのと、病気になってしまったとしても発見は早ければ早いほどいい。また、病気を未病の状態でコントロールすることがQOL に欠かせません。飼い主の皆さまに推奨しているのは、元気なときに頻繁に来てくださいとお願いをしています。
    普段の元気な状態を病院スタッフが知り、動物たちと顔見知りになるということです。例えばフィラリアや外部寄生虫の予防薬など半年分をまとめて処方することはしていません。1~3ヶ月ごとの来院を促しています。そのときに体重測定、耳掃除、爪きり、肛門腺絞りと同時に身体検査を無料で定期的に行うことで、普段からの健康管理やケアができ、動物たちも慣れ、病気の予防と早期発見に努めています。また、ウサギやモルモットやチンチラなど、ストレスに弱い動物たちも元気な時に定期的に来ていただくことによって、ストレス耐性ができます。
    病院=病気を治すところという印象は多く方が持たれています。しかし、月一で動物病院に来ていただいていると、多くのワンちゃんは喜んで病院に入ってきてくれます。中には、犬が病院へ来たがるので散歩のコースに病院を入れたとおっしゃる飼い主さんも少なくありません。動物たちが病院を好きだと、いざというときにもスムーズな診療ができますので、動物自身の負担が小さくて済みます。飼い主さんの不安も軽減されるのではないでしょうか。

  • 今は美濃部先生がお一人で診察を行っておられるのですか?

    はい。かかりつけの動物病院として、緊急時は24時間365日対応していますが、 病院の広さや診察時間、飼い主さん・動物へのサービスから考えても、人手が足りていません。
    特に今は、獣医師は私一人ですので負担は大きいですし、完全対応は無理な状態です。
    若い先生が来てくだされば、私自身の刺激にもなり、一緒に学んでいけることもたくさんあります。
    現状維持とは後退を意味すると考えています。今と同じではだめで、変化が大切だと思っています。若い方の力を借りて、さらに発展していけることを願っています。
    雇用関係とは少し異なりますが、同じ理念を共感・共有できる人と、当院のスペースや機材・人材をシェアして個人事業主として契約して共に働くという方法も考えています。(弁護士事務所のような)そうすれば、若い先生の開業のリスクや地域の過剰な乱立も避けられると思っています。

施設情報

アイン動物病院南千里病院

住所
大阪府 吹田市 千里山西6-63-27-101
アクセス
阪急千里線南千里駅から徒歩約7分
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