院長/美濃部 五三男 へのインタビュー (3/3)

アイン動物病院南千里病院 院長 美濃部 五三男

美濃部 五三男MINOBE ISAO

大切な家族・コンパニオンアニマル。だから動物病院を好きになってもらって行動/病気予防と早期発見を!

ご自身のことを失敗談も含めて飾らずに語る美濃部五三男先生。明るく開放的で安らぎを感じさせるアイン動物病院のたたずまいと相まって、柔和な先生のお人柄は飼い主さんから絶大なる信頼を寄せられているようだ。予防医学の重要性や動物から人への感染防止について記者に語ってくださるときも、スタッフさんに指示を出されるときも、その穏やかな雰囲気は変わらない。そんな美濃部院長に、これまでの歩みとこれからの病院の理想の形態などについてお話をお聞かせいただいた。

インタビュー

  • 体の負担を減らしたいとおっしゃりながらも、ボランティア活動もされているのには頭が下がります

    ボランティアと言えるほど大げさなものではありませんが、地域の学校へ伺って「獣医師の仕事」「動物から人間への感染予防~動物を飼うときの注意~」「犬と仲良くなろう」「心臓の仕組みと役割・聴診器を作って心音をきこう」などといったテーマでお話しや動物を連れていく訪問授業をしています。最近では少し数が減りましたが、今でも自分の母校だけには毎年呼んでいただいています。

  • 最後に、今後の獣医療についての先生の展望をお聞かせください

    大学入学時に学長がお話しされていた「獣医師の一番の仕事は、人の健康を守ること」という言葉を訪問授業の時は必ず子供たちに話します。動物のお医者さんといえば、一般の方は我々小動物獣医師のことを連想しますが、獣医師の多くは縁の下の力持ちで仕事もあまり知られていません。大動物であれば、酪農家に適切な情報とアドバイスと決断が必要ですし、食の安全や環境の安全は獣医師にかかっています。
    我々小動物臨床獣医師も、動物を治すことだけでなく、飼い主さんの健康に留意していくことが大切なのだと思っています。家族の一員が健康でなければ、飼い主さんの心の健康は維持できませんし体にも影響を与えます。その逆もしかりだと思います。動物の治療に成功しても飼い主さんの満足につながらないこともあれば、治療に効果がなくても感謝していただけることもある。これからの獣医療は遺伝子治療や再生医療など今まで以上に激変していくと思います。しかし、時代は変わっても「HAB」の考え方は不偏だと思います。人と動物の絆を大切にした獣医療の精神や「ワンヘルス」という考え方は、多くの獣医師が実践しており、そして、引き継がれていくと思います。

施設情報

アイン動物病院南千里病院

住所
大阪府 吹田市 千里山西6-63-27-101
アクセス
阪急千里線南千里駅から徒歩約7分
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