院長/岡本 康孝 へのインタビュー (1/4)

北大阪動物病院 院長 岡本 康孝

岡本 康孝 OKAMOTO YASUTAKA

最期の瞬間まで動物たちが家族と幸せなひとときを過ごせるように

大阪市のベッドタウンとして発展を遂げた箕面市に北大阪動物病院はある。近隣は散歩に最適な自然豊かな公園が多く、子ども連れの家族から愛犬家まで心地よく過ごせる地域だ。 院長の岡本康孝先生は40年以上に渡り、予防医療から小動物の難治疾患の診療を最先端設備と共に診療を行ってきた。「飼い主さまが後悔を残さない診療を提供したい」と最期の瞬間まで諦めず、飼い主さまと動物たちに寄り添うその姿からは深い愛情と誠意を感じる。そんな岡本先生が獣医師を目指したきっかけから、循環器系の病気に注力を置いた理由まで詳しく話しを伺った。

プロフィール

岡本 康孝
  • 出身地:京都府
所属 / 役職
  • 北大阪動物病院 / 院長
趣味・特技
  • ドライブ
今まで飼ったことのある動物
  • 犬、猫、猿、カメ、熱帯魚、タツノオトシゴ
経歴
  • 1971年:麻布獣医科大学獣医学部卒業
  • ~1976年:東京大学農学部付属動物病院内科在籍
  • 1976~1983年:東京医科歯科大学難治疾患研究所 循環器病部門在籍
  • 1971年:獣医師免許取得
  • 1980年:医学博士学位取得

インタビュー

  • 獣医師を志したきっかけを教えてください。

    獣医師という仕事に興味をもったのは、幼少時代に道端でケガをしている犬が放置されている姿を目の当たりにしたことがきっかけです。このとき「何故誰も助けてあげないのだろう…僕が動物のお医者さんなら助けてあげられるのに…」と強い思いが芽生えました。そこから「将来は動物のお医者さんになる!」と決意し、獣医師の道に進むことにしました。

  • ケガをした犬を見たことがきっかけで獣医師の道を進まれたのですね。もし、幼少時代にその犬と出会わなければまた別の道を進んでいたかもしれないですね。

    そうですね、もともと私の家系は代々人間のお医者さんだったので、もしあのときケガをした犬に出会わなければ、人間のお医者さんかまたはそれ以外の医療関係の道に進んでいたかもしれませんね。

  • 獣医師という道を選び、長年沢山の動物たちの診療にあたってきた岡本先生ですが、日々どのような医療を飼い主さま、また動物たちに提供できるよう努めていらっしゃいますか

    私は40年以上獣医師をしていますが、診療のなかで動物たちの最期に立ち会うときはいつ見ても辛いものです。私たち人間を含め、全ての生き物には「命」があります。命あるものは必ず始まりがあり、また終わりがあります。そのため必ずいつかは大切なパートナーとの別れの瞬間が訪れます。当院では、最愛のパートナーを亡くした飼い主さまがペットロスに陥ることがないように、飼い主さまが後悔を残さない医療を最期の瞬間まで行えたらと思っていますね。

  • 飼い主さまとの関わり方について教えてください

    言葉を持たない動物たちを診療するためには、飼い主さまとのコミュニケーションが必要不可欠だと考えています。そのため飼い主さまと早く信頼関係を築くためにも、こちらから積極的にコミュニケーションを取るように心がけていますね。普段の生活から症状に気付いたときの様子までしっかりとヒアリングを行い、原因を追究していきます。その後、診断結果や診療方針などを分かりやすく丁寧に説明し、飼い主さまが納得するまで何度でもお話しをさせていただいています。当院では、状況に応じて生活環境の見直しや食事方法についてなどアドバイスをすることがあります。飼い主さまが大切なパートナーと少しでも長く一緒に過ごしていただくためにも、できる限りのサポートができればと思っています。