院長/長村 徹 へのインタビュー (1/3)

おさむら動物病院 院長 長村 徹

長村 徹 OSAMURA TORU

生涯を背負い、飼い主さまに任せていただけるそんな町医者でありたい

大阪府東部大阪地域に位置する人口約23万人の寝屋川市。公園が多いのが特徴の1つで、一息つけるやすらぎの場所を様々な所に展開している。また駅周辺は賑わいを見せつつも、田んぼが残る地域でもあるため“都会過ぎず、また田舎過ぎないのんびりした住みやすい町“として、あらゆる世代が暮らしている。そんな寝屋川市で愛犬・愛猫の健康をサポートしてくれるのが、おさむら動物病院だ。 「物心ついた頃から常に犬や猫がいた」と話す院長の長村先生は、来院される多くの動物たちを家族のように想い、救いたいという熱い気持ちで現場に立っている獣医師の1人である。今回、動物たちのことなら時間を惜しまない長村先生に獣医師としての在り方、そして動物たちに対する思いを赤裸々に語ってもらった。

プロフィール

長村 徹
  • 出身地:京都府
血液型
  • O型
趣味
  • 野球観戦
今まで飼ったことのある動物
  • 犬、猫
所属学会
  • 獣医麻酔外科学会所属
  • 獣医神経病学会所属
  • 獣医神経病学会所属
経歴
  • 2008年:おさむら動物病院開院
  • 2011年:日本獣医師会学術奨励賞受賞
  • 2016年~:寝屋川市動物愛護推進協議会代表

インタビュー

  • 獣医師を目指したきっかけを教えてください

    物心ついた頃から自宅に愛犬・愛猫が傍にいたので、私にとって犬や猫は家族の一員でした。そのため、将来は自然と“獣医師になりたい”と思うようになっていましたね。

  • 長村先生にとって理想とする医師の在り方があれば教えてください。

    医師として理想としているのは、小さい頃お世話になった小児科の先生ですね。祖父母、両親、私の3世代に渡りお世話になっている先生なのですが、行くと必ず「家族の調子はどうや?」と、家族一人ひとりについて親身になって心配してくれるんですよ。これが本来あるべき町のホームドクターなのだなと思うと、私も1人の医師として見習わなくてはいけないなと、身が引き締まる思いになります。

  • 獣医師として1番大切にしていることはありますか

    1857年に江戸幕府が招いた最初の外国人医学教官として長崎に来日し、医学を教えたポンペという医師がいました。彼が残した言葉の1つに「自分の人生を二の次にできないと、医師としての資格はない」という言葉が残されているのですが、私も獣医師は自己犠牲の上に成り立つ職業だと考えていますので、常にそれを意識して現場に立っています。そうでなければ命を助けたり、病気に向き合ったりすることはできません。例え、手術が深夜遅くまで長引いたとしても自分の予定をできる限りキャンセルしてでも取り組みます。それが獣医師としての定めだと思っています。完全にはまだできていませんが、いつも大切にしている言葉です。

  • 長村先生の獣医師としての熱い思いが凄く伝わってきます。長村先生にとって忘れられない思い出はありますか

    私が獣医師に成りたての頃に、夜遅く椎間板ヘルニアの緊急手術が入ったとき「疲れたし、次の日は予定入っているのに…」と心の中が憂鬱な顔として表れてしまったのでしょう。先輩獣医師から「眠いのは今日だけやろ!犬は今手術せんかったら、ずっと歩くことはできないんやで!」と喝を入れられた時は、自分の愚かさに恥ずかしくなりました。 長い人生のほんの一部を辛抱すれば、多くの動物たちを救えるチャンスがありますし、獣医師としてプロ意識を持って仕事をすることがどんなに大切なのかを学ばされた出来事でしたね。

  • 獣医師として気持ちの変化が起きた出来事だったのですね。長村先生は獣医師を長年務めていらっしゃるなかで嬉しかったことはありますか

    当院に通っていただいていた飼い主さまからお手紙をいただくことがあります。そのなかで「お陰様で長い時間を一緒に過ごすことができました」「あの子も幸せな気持ちで天国へ旅経ったと思います」などの手紙をいただくことがあります。そのときは凄く嬉しいですし、とても元気づけられますね。なんだか「いつまでも頑張りなさいよ」とエールをいただいている気持ちになります。今は経営者としての立場ではありますが、こうしてお手紙をいただくと純粋な気持ちにさせてもらえますので、今も大事に手紙を保管して時々読み返しています。

施設情報

おさむら動物病院

住所
大阪府 寝屋川市 寝屋川市緑町4-8
アクセス
京阪本線寝屋川市駅から徒歩約15分
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