トリミングサロン ダンドゥビ

新　美津子 / オーナーインタビュー

トリマーになったきっかけ

ミニチュアプードルのダンドゥビに出会ったとこが一番初めのきっかけです。元々OLをしていたのですが、「私の仕事はこれじゃない」といつも思っていました。そんなある日、12月25日のクリスマスにダンドゥビに出会ったんです。目が合った瞬間運命だと感じて、そのまま流れるまでお迎えすることにしました。そこからダンドゥビとの生活が始まったのですが、会社と自宅の往復、毎日遅くなって帰ってくる生活、お休みの日にトリミングで一時的に預けるとなると、ダンドゥビと過ごす時間は減ってしまうと思ったんです。そのとき、いつでもダンドゥビの傍にいることはできないものかと思ったんです。
初めは、自分自身手先が器用なことからカットから始めてみました。そこから、だんだんもっと可愛くしたい！という気持ちが強くなり、友人にどこか勉強できるところはないかと相談したんですね。そこからトリマーになるための学校を紹介されて技術を磨き、気付いたらトリマーになっていました。

トリマーとしてのこだわりの１つを教えてください

そうですねぇ、現在使用しているブラシがあるんですけど、私はフレキシブルスリッカーブラシを使っています。このブラシはアメリカから直輸入していて、日本では販売していないものなんです。特徴としては、角度が違うんですけど、通常のブラシはもつれを取るときって毛だけ引っかかってワンちゃんの肌を赤くしてしまうし、もつれを取るだけで10分近くかかってしまうんです。だけどこのブラシを使うと、ワンちゃんの肌に負担をかけずになんと1分で終わるんですよ。これは、凄く良いなと思って愛用していますね。

課題としていることはありますか

最先端のしつけについて勉強し、飼い主の皆さまに発信できたら良いなと考えています。また、トリマー志望の子を育てたいという気持ちもありますね。今は、当サロンにいるトリマーを一人前に育てあげ、私自身はお客さまの相談にのったり、育てたりする環境を作っていきたいと考えています。

今後どんなことを取り組んでいきたいと考えていますか

病気や弱っている子がいらっしゃる飼い主さまも多いと思うんですよ。ずっと傍にいて看病をしたいと思っていても、なかなか仕事などで自宅を空けないといけないことがあると思うんです。万が一、最後を迎えるときがあった場合、そのワンちゃんは寂しい思いで天国に旅経つことになると思うんです。私は、そんな寂しい思いをワンちゃんにさせたくないと思って。飼い主さまとの信頼関係もありますが、代わりに看取ってあげるということをしていきたいと考えています。