しつけ美容室 いぬ屋

オーナー ／ 松木 寛江インタビュー

ペットにまつわる仕事についたきっかけを教えてください

やはり何と言っても、動物好きが高じてでしょうか。小さなころから動物が大好きで、小学生のころには「将来はムツゴロウ王国で働くんだ！」と周りに話していたくらいです。学校の行き帰りに、犬や猫はもちろん、小鳥やたぬき、カエルや虫など、生き物を何でも拾って来てしまう、そんな子どもでした。一度はほかの仕事に就きましたが29歳の時、「やはり動物たちに関わる仕事をしていきたい！」との思いから一念発起し、ペット業界へと転職したのです。

この仕事をはじめて、やりがいを感じるのはどのような時ですか

しつけ教室に来てくれたワンちゃんが、だんだんと「おりこうさん」になって帰っていく姿を見たときや、トリミング後、お迎えに来てくれた飼い主さまに「こんなにかわいくなって！」と喜んでいただけた時は、やはり嬉しく思いますね。当サロンに来てくれている子の中には、ワンちゃんがまだ2～3ヵ月のパピーのころ初めてお越しになり、その後10年以上、お付き合いいただいている飼い主さまも多数いらっしゃいます。ワンちゃんの生涯を通じて、その時々で必要なケアやサービスを提供できることは、まさにやりがいだと感じます。中には、ワンちゃんを見送った後、しばらくして2代目のワンちゃんをまた当サロンに連れて来てくださる方もいらっしゃいます。長年のおつき合いの中で、小さかった子が立派な高校生になっていたなど、飼い主さまのお子さまの成長を見られるのもうれしいですね。私の子どものことも、「あのベビーカーに乗っていた赤ちゃんがこんなに大きくなったの？」と声をかけてくださる方もいて、やはり嬉しく感じますね。

これからの目標やビジョンについて教えてください

やりたいこと、やってみたいことはまだまだ沢山あります。まず、しつけ教室に関しては、今やっているマン・ツー・マンのクラスに加え、複数のワンちゃん・飼い主さまと一緒に行うグループ教室、子犬を対象としたパピー教室を開講していきたいと考えています。その他にも、ワンちゃんと飼い主さまが仲良く楽しく暮らしていくために役立つワークショップ、例えば、ワンちゃんのおやつ教室やアクセサリー教室などを開催し、飼い主さまたちが気軽にコミュニケーションを取れる場の提供をしていきたいですね。