わんpad（出張専門）

オーナートリマー ／ 渡辺 恒夫インタビュー

出張トリミングを始めたきっかけを教えてください

独立する前は16年間、店舗で勤務していました。そのころからシニアや大型のワンちゃんをサロンに連れていくのが大変だというお話をよく伺っておりました。自分でお店を開く際にどのようなサロンにしていきたいかを考え、そういうワンちゃん達が安心して利用できるサロンにしたいという想いで出張専門にすることを決意しました。
待ち時間がない、移動の負担が減った、家族のそばでリラックスしながらトリミングを受けられるなど、シニアの子や大型犬以外でもたくさんのワンちゃんと飼い主さまにお喜びいただいています。そのほかには飼い主さまご自身がご高齢で「車の運転が不安だったので来てもらえるのは助かる」というお声もいただいております。

「わんPad」という店舗名の由来を教えてください

短くて覚えやすい店舗名がいいと思っていましたので、ワンちゃんの鳴き声の「わん」と英語で肉球を意味する「Pad」を組み合わせました。当サロンのロゴマークもワンちゃんの肉球なんです。

やりがいを感じるのはどのような時ですか

カットを喜んでいただけた時はもちろんうれしいのですが、トリミング時にワンちゃんのしこりを発見して、実は乳腺腫瘍だったということがあるんです。動物病院での受診をおすすめしたら、手術が必要だということがわかって。その後元気になったと聞いた時は本当に良かったと思いました。

健康面までサポートされていらっしゃるんですね

そうですね。例えばノミやダニの駆除についてのアドバイスなども行っています。もしついてしまったらどうすればいいのか、つかないようにするにはどうしたらいいのか、などの知識は意外に知らない方もいらっしゃるんです。最近は室内で暮らす子も多く、ノミやダニは人間にも感染するので注意喚起していきたいですね。