オーナー/山口 大輔 へのインタビュー (1/3)

ワンパーク  山口 大輔

山口 大輔YAMAGUCHI DAISUKE

ワンパークの安心で誠実なサービスは、スタッフ一人一人が抱く信念の表れです。

博多有数の賑わいで溢れる福岡市西中洲で、ひときわ輝きを放つお店がある。トリミングサロン ワンパークは2004年の開業以来、「飼い主さまの満足度」へ標準を合わせ、様々なサービスを展開し、今では街を行き交う多くの人に認知されている人気店だ。
そのオーナーの山口大輔さん。実は、自身でハサミを握ることはないという。人間的なカリスマ性と、トリマーでないからこその目線によってワンパークを展開するその手腕は並々ならない。ワンパークのことはもちろん、山口さんの標榜する理念、今後のビジョンをご紹介する。

プロフィール

山口 大輔
出身地
福岡県
今までに飼った動物
犬・猫・亀
経歴
  • 2004年4月 ワンパーク開業

インタビュー

  • 本日は宜しくお願いいたします。まず、ワンパークのコンセプトについてお聞かせください。

    これは開業当時からずっと変わらず大切にしていることでもあるのですが、コンセプトとして掲げているのは「お客さまのわがままを叶える」ということですね。
    店名である「ワンパーク」の「パーク」には2つの意味があります。まず1つ目は、一般的に想像する「公園」のような意味で、ペットである犬たちが集う場所です。2つ目は駐車場に使われる「パーキング」のような意味で、お預かりサービスを指しています。
    当店のキャッチフレーズには「寝ても覚めても」とあるのですが、犬を飼っている方々がいつでも当店のサービスをご利用いただけるように、24時間体制をとっているのもこのフレーズによるものです。公園は24時間いつでも訪れることができる場所ですから。
    24時間、お客さまのご要望にお応えできることこそが、「お客さまのわがままを叶える」ことだと思っています。

  • 飼い主さまからしてもそこは一番のポイントだと思います。お店の歴史の中で特に印象に残っていることはありますか?

    今、思い返してみて大変だったのは・・・・、創業期の頃でしょうか。今でこそ中洲で24時間体制のサロンとして多くの方に広く知っていただいていますが、当時は本当に大変でした。中洲という飲食店街の中にあって、ペット業種という異端な存在でしたから(笑)。
    お客さまが来るか来ないかわからない状態での24時間体制は、簡単なことではありませんでした。色々と試行錯誤を重ねながら徐々に認知していただき、今では「中洲でペットを預ける=ワンパーク」と認識していただけるようになりました。

  • 従業員にこれだけはと教えている社訓などはありますか。

    大切にしているのは「想い」ですね。私自身、良いことも悪いことも「結果的には自分に返ってくる」という信念を大切にしています。お客さまをないがしろにするようなことがあれば、それは必ず自分に返ってくるものです。逆に、誠意を持って誠実に対応していれば、必ず自分の糧になります。そのことを信念として、「想い」を大切にお客さまと接するように指導をしています。
    お客さまとの信頼関係、スタッフ間の信頼関係こそが、ひいてはお店そのものの信頼に繋がると考えています。このことは、仕事の面だけではなく、その人の人生にも必ずプラスになると信じています。