オーナー/山口 大輔 へのインタビュー (3/3)

ワンパーク オーナー 山口 大輔

山口 大輔YAMAGUCHI DAISUKE

ワンパークの安心で誠実なサービスは、スタッフ一人一人が抱く信念の表れです。

博多有数の賑わいで溢れる福岡市西中洲で、ひときわ輝きを放つお店がある。トリミングサロン ワンパークは2004年の開業以来、「飼い主さまの満足度」へ標準を合わせ、様々なサービスを展開し、今では街を行き交う多くの人に認知されている人気店だ。
そのオーナーの山口大輔さん。実は、自身でハサミを握ることはないという。人間的なカリスマ性と、トリマーでないからこその目線によってワンパークを展開するその手腕は並々ならない。ワンパークのことはもちろん、山口さんの標榜する理念、今後のビジョンをご紹介する。

インタビュー

  • 10年以上支持され続けている理由についてはどのようにお考えでしょうか。

    スタッフ、そして、私自身が「信念」を持ち、それがお客さまに伝わることによって、多くの方々に支持されるようになったのではないかと考えています。
    開業当初から、身近なところではなく、より遠くに目標を置いてきました。「日本一を目指す」というのもその1つです。失敗を恐れず・・・と言うと格好良いかもしれませんが、目標を「必ず実現するぞ」という信念を込めて言葉にするようにしています。
    どんなに遠い道のりでも、どんなに難しい目標でも、言葉にして強い信念を持つことで超えられるものはあると思います。私自身はもちろん、スタッフ一人ひとりがしっかりと信念を持って仕事に邁進していますので、その姿勢こそがワンパーク全体の安心で誠実なサービスに表れているのではないかと思います。
    「10年以上支持され続けている」ではなく、20年以上、30年以上と言われるようにこれからも走り続けたいと思います。

  • 今後のペット業界についてどのように考えられていますか。

    十数年前のいわゆるペットブーム自体は、現在落ち着いている状態ですよね。今後について考えるなら、昔に比べてペットの食生活や居住環境は良くなっていますので、長寿の傾向はあると思います。
    一人暮らしの方がペットを飼われることも多くなっていて、フードやオシャレにこだわる方も増えていると思います。ペットとの暮らし方の多様化につれて、「お客さまのわがままを叶える」という点においては、私たちがやれることはまだまだたくさんあると考えています。

  • ありがとうございました。最後に、今後のビジョンについてはお聞かせください。

    ビジョンといいますか、目標としては「日本一」を目指したいと思っています。スタッフにも「日本一を目指そう」と言っていますし、そう自負して行動するように指導をしています。
    ラーメン屋さんで例えれば、全国に星の数ほどある店舗の中で頂上に立っているお店があるとします。誰もが「ラーメン屋ならあのお店だ」と思っているわけです。でも、そのお店の売り上げや店舗数が「日本一」であるかというと、そういうわけではありません。売り上げが全国トップなわけではなく、店舗数も多いわけではない。それでもお客さまが「日本一」だと認識されているわけです。
    何を以ってして「日本一」であるのかは説明が難しいところですが、私自身が目指している「日本一」はそのラーメン屋さんのようなイメージです。「ペットサロンといえばワンパーク」と誰もが想像できるような満足度の高いお店を目指して、今後も邁進していきます。