オーナー・トリマー/浦村ゆかり へのインタビュー (1/3)

Radiant オーナー・トリマー 浦村ゆかり

浦村ゆかりURAMURA YUKARI

トリミングは楽しいこと、ワクワクすること。ワンちゃんにも飼い主さまにも楽しさと優しさがいっぱいのケアを心掛けています。

「Radiant」は、都内でも愛犬家が多い世田谷区梅丘にあるサロン。白を基調とした明るいサロンで、大きな窓からワンちゃんをお手入れしている様子も見ることができる。
オーナースタイリストの浦村ゆかりさんは、海外のカットコンテストなどにも参加し、国内でもスタイリストとして優勝経験を持つカットのスペシャリスト。
「キラキラ輝く」という意味を持つ店名のように、ワンちゃんも飼い主さまももっと輝いてほしいと話す浦村さんに、動物との関わり方やトリミングへのこだわり、また今後の展望などを伺った。

プロフィール

浦村ゆかり
所属 / 役職
  • Radiant / オーナー・トリマー
経歴
  • 長崎県出身。専門学校卒業後、大手ペットショップに勤務しトリマー主任や店舗統括を務める。ラスベガス「スーパーズー」モデルドッグ出場や「ジャパンペットフェア」ペットスタイリスト部門での優勝経験を生かし、2013年からトリミングサロン「Radiant」のオーナーとして活躍。

インタビュー

  • まず初めに、浦村さんがトリマーを志したきっかけについてお話を聞かせてください。

    私自身子どもの頃から動物が好きだったのですが、家では動物を飼えなかったので友達のワンちゃんをお散歩させたり学校の飼育委員をやったりして動物に接してきました。何らかの形で動物と関わりたかったんだと思います。
    トリマーという職業を知ったのは友達が卒業文集に書いていたことがきっかけで、犬や猫と触れ合えて、しかもきれいに可愛くするなんて素敵な仕事だと思ったことを覚えています。中学生の頃にはトリマーになると決めていました。

  • 数々のショーに参加・受賞されていますが、コンテストに出場するようになった経緯を教えてください。

    初めてのコンテストは、トリマーになってしばらく経った頃に先輩トリマーから誘われて出場した、ラスベガスで行われる「スーパーズー」という大会でした。その頃の私はミニチュアシュナウザーのカットを得意としていたので、出てみたい!と、いきなりラスベガスに行ったんです(笑)。
    当時日本ではトリマーの大会の数が限られていて、特にカットコンテストは少なかったので、自分の腕試しのつもりで参加しました。この大会に参加したことでコンテストに出場することが楽しくなりましたね。
    自分の技術を見てもらえることはもちろんですが、高い技術や違う感性を持った海外のトリマーの方とも出会うことができ、自分にもまだまだできることがある、まだ上を目指すことができるというモチベーションにも繋がりました。
    その後、ワンちゃんの見た目だけではなく、ペットスタイリストとしての総合力が試される「ジャパンペットフェア」のペットスタイリスト部門に出場したことで、また多くのトリマーの方と出会うことができて、さらにスタイリストとしての世界が広がっている最中です(笑)。