オーナー/岡本 薫 へのインタビュー(2/3)

Dog Trimming salon copain -コパン- オーナー/岡本 薫

岡本 薫OKAMOTO KAORU

トリマーと動物看護師の二足のわらじをはいた経験は、現在行っているトリミングにも活きていると思っています。

2011年、大阪湾にほど近い兵庫県神戸市垂水区にオープンしたDog Trimming salon copain。
このお店を営むのは、動物看護師としての経験が自身のトリマーとしての成長の糧となったと語る岡本薫さんだ。
トリマーへの憧れを諦めることなく開業に至ったまでのいきさつや、「美容」「看護」「しつけ」の三本柱からなるという自身のトリミングについて物腰柔らかに話す言葉の中には、強い意思の力が感じられた。

インタビュー

  • 一般的には、ショーカットは長持ちせず日常生活には向かないというイメージもあります。

    よく誤解されるところですが、実はそんなことはありません。正しいショーカットは、ワンちゃんのコートを育毛するためのコーミング、ブラッシングから始まります。私は先生からコームの持ち方、ワンちゃんに当てる角度から教われたのが幸運でした。また、シャンプーを始めとする正しいグルーミングを土台としてカットをするという基本中の基本を教わったおかげで、飼い主さま方から被毛のコンディションやカットのもちを喜んでいただけています。ショーカットをもっと楽しんでいただける飼い主さまが増えたらと思いながら、日々の勉強を楽しんでいます。

  • その先生のもとですっかり一人前になって、いよいよトリマーデビューですか?

    そうですね。初めに勤めた動物病院の院長先生からちょうど声をかけていただいたんです。
    午前診では動物看護師として働き午後からトリミング、または午前中に何匹かトリミングしたらお昼からは手術の助手をするなど、復帰後の動物病院での仕事内容はとても密度の濃いものとなりました。

  • トリマーになりたいという在学中の夢が、卒業後7年目にしてかなったのですね。

    ただ、トリマーと動物看護師の二足のわらじでしたね。そのことが後々、そして現在にも活き続けているのだと思います。私はトリマーとして一人前になったからには自分のお店をオープンさせたかったので、院長先生に今までお世話になったお礼を言って動物病院は辞めることにしました。
    初めは驚かれ、引きとめていただきましたが、私の意思は固いものでした。うちのサロンに来てくれたワンちゃんの具合が悪いときは先生の病院を紹介したりと、今もずっとよい関係が続いています。サロンをしていく上で大切なことの1つは、近くの動物病院とうまく連携を取っていくことだと思っています。