チーフトリマー/岡谷 磨有子 へのインタビュー(2/3)

ペットサロンおかたに チーフトリマー/岡谷 磨有子

岡谷 磨有子OKATANI MAYUKO

トリマーという職業は犬が大好きである私にとって天職でした

「ワンちゃんたちにいつも癒しをもらっています」と笑顔で話す岡谷磨有子さん。 彼女が初めて犬と出会ったのは幼少期の頃であった。犬と生活するなかで、自然と動物に関わる仕事をしたいと思うようになったそうだ。 でも何故、数ある仕事のなかからトリマーという職種を選んだのか、また飼い主さまと犬たちが幸せなライフスタイルを送るためにはどうしたらよいのかなど、トリマーとしての思い、そして考え方を語ってもらった。

インタビュー

  • トリミングを行う上で特に気を付けて心がけていることを教えてください

    ワンちゃんたちにとってトリミングは、何かと我慢を強いられるのでストレスを溜めやすい傾向にあります。 そのため当サロンでは、なるべくワンちゃんにストレスや負担をかけないようにするため迅速に施術を終わらせるように心がけています。
    シニアのワンちゃんの場合は若いワンちゃんたちに比べて疲れやすく、長時間に渡るトリミングを嫌がることが多くあります。 そのため体調を考慮しつつ、休憩を挟みながら施術を進めるようにしていますね。また少しでも時間を短縮できるように新しい技術や施術道具などを積極的に導入しています。

  • サロンでキレイにしてもらった後、それを維持するためにはどのように気を付けるべきでしょうか

    月1~2回はサロンでキレイにしてもらうと思うのですが、それを1日でも長く継続させるためにも自宅でのブラッシングがとても大切ですね。 ブラッシングをすることによって、日々抜ける毛の量が少なくなりますし、皮膚の衛生状態を保つことができます。できれば毎日行って欲しいですが、難しければ週2~3回でも構わないので行ってもらえると良いですね。 また、外で遊んだ後や雨で濡れたりしたときに自宅でシャンプーをすることもあると思います。そのときも丁寧にブラッシングを行ってください。 被毛のもつれや毛玉をそのままにしてシャンプーすると、被毛がきしんでしまうことがあるのでそれを防ぐためにもブラッシングはとても大切です。 是非日々の生活のなかでブラッシングを日常化して欲しいなと思いますね。

  • いつまでも愛犬には健康でいて欲しいという気持ちは誰もが抱く願いだと思いますが、ワンちゃんたちの健康を維持するために必要なことはどんなことでしょうか

    近年、太り気味のワンちゃんが多くなっているのはご存知でしょうか。飼い犬の半数近くが肥満で悩まされていると言われています。 肥満が原因で肢、腰の負担や呼吸器、循環器への影響を及ぼす危険性があるので大変危険です。 そもそも肥満の原因は、飼い主さまがごはんやおやつを多く与えたり、人と同じ食べ物を与えたりすることだと言われています。 ワンちゃんは自分で食べ物を準備するわけではないので、飼い主さまの管理がとても重要となってきます。 特に主食であるドッグフードに関しては栄養バランスに優れ、歯やあごの健康を保てる物を選ぶことが大切です。 また、その子に合った正しい適切量で与えることが肥満を防ぐポイントとなりますので、大切なワンちゃんの健康を維持するために気を付けて欲しいですね。

施設情報

ペットサロン おかたに

住所
大阪府 堺市中区 新家町754-21
アクセス
南海高野線白鷺駅府大側から徒歩約7分
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