オーナー/三原 こず江 へのインタビュー(1/3)
三原 こず江MIHARA KOZUE
三原 こず江MIHARA KOZUE
ワンちゃんも飼い主さまも笑顔溢れる健やかな日々を過ごしてもらいたい
人と動物が仲良く共生するにはどうすればよいのか、お互いが幸せに暮らすために必要なことはなにか…これは永遠のテーマなのかもしれない。そもそも『ペット』というカテゴリは、人の生態系で暮らす仲間として、また人の生態系でしか生きることができないように変容した動物たちのことである。 近年、人の生活環境の変化と共にペットたちも食事や生活環境が変わり始めた。なかには障がいを持つペットもいるが、大半のペットたちは人の生活環境や意識の持ち方次第で一生が決まってしまうという。アロマペットサロンウィズオーナーであり、また一般社団法人スリーフィールド代表の三原こず江さんは「ペットの取り巻く環境を改善していきたい」と、トリミングによる外側のケアから食事などによる内側のケア、そして心のケアまで行っている。また飼い主さまに対する心のケアについても積極的に取り組んでいるとのことだ。今回エネルギッシュに活躍する三原さんにトリマーとしての思い、そして経営者としての考えを伺った。
プロフィール
- 三原 こず江
- 役職
- アロマペットサロン ウィズ / オーナー
- 出身地
- 大阪府
- 趣味・特技
- 学ぶこと、占い(タロットカード
- 今まで飼ったことのある動物
- 犬、猫、インコ、ハムスター、リス
- 経歴
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- 武庫川女子大学短期大学部の体育学科卒業後、服飾の専門学校へ進学
- 専門学校卒業後、結婚
- 30代後半でトリマーを目指し夜間学校へ進学
- 2005年:アロマペットサロンウィズをオープン
- 2011年:NPO法人を組織したのち、愛護活動にも尽力する
- 2016年:一般社団法人スリーフィールドを創設
- 資格
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- アロマ・フランスクレイプロフ
- 動物自然療法協会認定動物応急救護士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- ペット食育協会認定指導士
- アロマフランスクレイ認定講師
- 犬猫の経絡指圧&按摩&温熱インストラクター師範
- 犬猫の経絡針インストラクター師範
- アニマルコミュニケーター
インタビュー
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トリマーになったきっかけを教えてください
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30代後半で初めて飼ったワンちゃんとの出会いがきっかけです。日本では珍しいブリュッセル・グリフォンというワンちゃんを飼うようになってからトリミングサロンへ通うようになったのですが、なかなか満足のいく仕上がりになりませんでした。「それなら自分でトリミングすればいいじゃない!」思ったことがきっかけで、トリマーの専門学校へ通うようになりました。更に実践的な経験を積みたいと思い、トリミングサロンでのアルバイトをしたり、ご近所のワンちゃんのトリミングをさせてもらったりしていました。
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これまでを振り返りトリマーになって良かったなとやりがいを感じるときはどんなときでしょうか
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トリマーとなってかれこれ15年以上経ちますが、やっぱり一番は飼い主さまの喜ぶ姿を見たときです。「可愛くなったね」「よかったねぇ」と嬉しそうに愛犬と話す飼い主さまの姿を見るとこちらも嬉しくなりますし、またワンちゃんも嬉しそうにしっぽを振っている姿を見るたびに「この仕事をしていて良かった」と思います。
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仕事柄、毎日沢山のワンちゃんと接すると思いますが、そのなかでわかるようになってきたことはありますか
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ワンちゃんの何気ない様子を観察することで、その仔の性格や何を欲しているのかがわかるようになってきました。私はこのような状態のことを『ワンちゃんの声が聞こえる』と表現しています。ワンちゃんの心の声が聞こえると、何だか心の深いところで気持ちが通じ合っているような気がして凄く嬉しいです。
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アロマペットサロン ウィズをオープンしたきっかけは何だったのでしょうか
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ワンちゃんと接しているうちに、ワンちゃんの健康も日々の食事が関係しているのではないかと思うようになり、そこから食生活へのアプローチを考えるようになりました。ワンちゃんを始め、ペットと呼ばれる動物たちは自身で食事を作ることはできませんし、与えられた物しか食べられません。そうなると、飼い主さまにアドバイスさせていただける環境づくりが必要であるなと思い、2005年に当サロンをオープンしました。 現在トリミングを始め、クレイ・アロマ・ハイドロなどを通じて体の外側からのケア、食事やしつけなどの内側のケアまで行う『ホリスティック・ケア』に取り組んでいます。
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