店長/唐立 由理 へのインタビュー(1/3)
唐立 由理KARATACHI YURI
『絶対に諦めない心』がバイタリティ溢れる原動力となり夢への一歩を導いた
誰からも愛される笑顔とは、唐立由理さんのことを指すのだろう。エネルギッシュで生き生きとしたその姿に疲労という言葉はないのだろうか。 「今の自分があるのも社長が夢への手助けをしてくれたから」と話す唐立さん。無我夢中で走り続けて手にしたものは一体何だったのだろうか。子どもの頃から抱く夢の実現に向け、トリマーという仕事に人生を捧げてきた唐立さんの歴史を探った。
プロフィール
- 唐立 由理
- 役職
- 店長
- 出身地
- 大阪府
- 今まで飼ったことのある動物
- 犬、猫、ハムスター、リス、イグアナ、ザリガニ、金魚、熱帯魚、昆虫類
- 唐立さんにとってのトリマーとは?
- 生活の全てです
- 経歴
- 1998年:ワールドグルーミングスクール入学
- 1999年:自身の技術を向上させるため、ボブテイルにアルバイトとして勤務
- 2000年:ボブテイルシュウ大阪本店入社
- 2002年:ボブテイルシュウ大阪店のチーフトリマーとして就任
- 2006年:アメリカロサンゼルスへ渡米。テリア犬種を主にカット、ストリッピングの技術を学ぶ
- 2007年:2年連続アメリカNo.1のタイトルを持つスコティッシュテリア「MAGIC DANCERの直子サヴィラ」を譲り受け、自身の手でアメリカチャンピオンに仕上げる
- 2008年:日本へ帰国後、ボブテイルシュウ大阪本店と岡山支店でトリミング指導にあたる
- 2010年:日本初となるショータイプのトイガーを輸入。トイガーの創始者であるJudy女史や、イギリスまたヨーロッパを代表するGaynor女史と共に、日本で最初のブリーダーとして『SUZUJAZE CATS キャッテリー』を設立
- 2011年:トリミングサロン ボブテイルシュウとしてサロン独立。店長を務めながら後輩トリマーの指導育成にあたる
- 2012年:アフリカなどの海外ビジネスに携わり、活動の幅を広げる
- 2013年:日本のドッグショーの海外審査員達の通訳を務める
- そして現在:テリア種を始め、ビションフリーゼやプードルのオリジナルカットなど、飼い主さまからアウトラインのバランスの取れたカットに高い評価を得ると共に、トリマーとして幅広く活躍
- 肩書き
- ボブシュウ養成所・トリミング講師
- チーフトリマー
インタビュー
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トリマーになろうと思ったきっかけについて教えてください
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子どもの頃から動物が大好きで、将来は動物に関わる仕事をするのが夢でした。小学4~5年生の頃ですかね、テレビでワンちゃんがシャンプーやカットなどをしてもらっている姿を見たとき、初めてトリマーという職業を知りました。ワンちゃんがキレイにカットされ生まれ変わる姿を見たときは、純粋にすごいなと思うと同時に「私もトリマーになってワンちゃんを輝かせたい!」と思うようになりましたね。 中学、高校と進学していくなかで、とある事情で高校を中退して社会人として働き始めていた時期もありました。でも「トリマーになりたい」という気持ちだけは捨てきることができず、専門学校に入学してトリマーとしての道を歩み始めました。
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専門学生時代は、どのような学生生活を送っていたのですか
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在学中はがむしゃらに勉強に励んでいましたね。そのなかで学校主催の技術コンテストで技術賞を受賞することができたのですが、二度に渡るイギリスでの研修においてまだまだスキルを磨かなくてはいけないと強く思うようになりました。そのとき「ボブテイルシュウ」と出会ったことが夢への分岐点だったと思います。
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ボブテイルシュウと出会った経緯を教えてください
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アルバイト先を探していたときに、雇ってくれたのがボブテイルシュウオーナーの高山さんでした。本来学生は即戦力にならないと断れることが多いのですが、オーナーは「ここで技術を磨いて成長しなさい」と言ってくださって。あのときは本当に嬉しかったですし、懐の深い方だなと思いましたね。 それから技術アップのためにひたすら頑張り、専門学校卒業と同時にボブテイルシュウの社員として働くことになりました。
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アルバイトから始め、2002年にはチーフトリマーとして地位も確立されたにも関わらず、2年間休職されていらっしゃいますよね。何故休職をされたのですか
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トリマーを目指すなかでずっと「25歳になるまでにトリミング・ハンドリング・ブリーディングを海外で学びたい!」という思いがありました。それは入社当初からオーナーにも話していた夢の1つでもあったのですが、日に日にその思いが強くなり、とうとうその思いが膨らみすぎてしまい「海外で勉強したい!」とオーナーにお願いしました。そこから2年間休職し、アメリカロサンゼルスへ留学しました。
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