オーナー/橋本 麻紀 へのインタビュー(1/3)
橋本 麻紀HASHIMOTO MAKI
ワンちゃんに信頼して任せてもらえる関係性を築くことは技術的な面と同じくらい大切で、関係性次第で表情はすごく穏やかに変わるんです。
東京都府中市、府中街道沿いに2016年にオープンした「ペットサロンKURUKURU」。このお店でオーナートリマーを務める橋本さんは愛犬の介護の経験を経て「同じ環境で悩む飼い主さんの力になりたい」という情熱を持ちご相談にお応えされています。
ご自身のトリマーとしての経験や、10年のブランクから復帰後の変化、トリミングに大切な要素など、様々なお話を聞かせていただきました。
プロフィール
- 橋本 麻紀
- 役職
- ペットサロン KURUKURU / オーナー
- 出身地
- 三重県 鈴鹿市
- 経歴
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- 1998年:トリマーライセンスを取得。以降三重県のトリミングサロン/ペットショップで数多くの施術を経験
- 2003年:子育てに専念するため離職
- 2014年:トリマーとして復帰。東京都府中市のトリミングサロンに勤務
- 2016年:ペットサロンKURUKURUをオープン
インタビュー
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本日は宜しくお願いします。初めに橋本さんのトリマーとしての経歴についてお話を聞かせてください。
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宜しくお願いします。始めは三重県にある学校に通いながら、その学校が運営しているトリミングサロンで経験を積みました。そこは当時三重県内で有名なペットショップを兼ねたお店だったので一日に行う施術数がかなり多く、平日は先生をされている方がサロンでは先輩トリマーになり一緒に施術していたので、教室の延長のような形で実地での経験を積めました。
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20年近いキャリアの中で、お休みされていた期間があると伺っています。
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そうですね。子育ての関係で10年ほどトリミングから離れていたのですが、離れる際に「絶対いつか戻ってくるぞ」という気持ちを持っていたんです。たまたまご縁があり府中市のサロンで勤務を始めたのですが、自分が以前いたサロンとやり方が似ていたこともありスムーズに復帰できたと思います。トリミングそのものよりも、社会復帰するという事に勇気がいりましたね(笑)
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10年のブランクとなると、復帰の前後で考え方などに変化などはありましたか?
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何より驚いたのは、トイプードルのテディベアカットですね。私が休職する以前はラムクリップが主体だったのですが、当時は無かったテディベアカットがいつの間にか定番中の定番と言えるスタイルになっていたんです(笑)
あとは、トリミングというものに対して飼い主さまが求めることや、サロン側がお応えできる幅の広さはかなり変わったように思います。
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