ドッグサロンおでかけ

トリマー ／ 藤城インタビュー

トリマーを目指したきっかけを教えてください

ワンちゃんと暮らしていたということもあり、小学生の頃にはすでにトリマーになりたいと思っていました。
最初は「ワンちゃんをかわいくしてあげたい」が原動力だったのですが、色々な経験を積むうちに、「可愛らしさを大切にしながらもワンちゃんの暮らしをより快適で豊かにするお手伝いをしたい」「生涯付き合えるトリマーになりたい」という想いに変わってきました。
自分自身が高齢犬や元保護犬と暮らすことで、違った目線も出てきたのかなと思います。

色々なご経験があると伺いました

独立を視野に入れていたので、色々なことに対応できるようになりたいという想いがありました。
動物病院併設サロンではシニアや病気の子なども大勢いらっしゃいましたし、動物看護スタッフとしても経験を積ませていただきました。都内勤務時代はスピードが求められるサロン、エステなど美容メニューが充実したサロン、マンツーマンで対応するプライベートサロンなど、3店舗で勤務しました。
それらの経験を活かして、末永いお付き合いができるお店にしていきたいです。

食事やプラスαのケアの重要性について教えていただけますか

人間も食事のバランスが悪いとか、肌のケアを全くしないとか、そういう暮らしを送っていると年齢と共に見た目の差が出てくるように、ワンちゃんだって差が出てくるのです。
当店の看板犬であるらむねさんは18歳と高齢ですが、実年齢よりも若々しいと言われます。それはきちんとケアをしたり、食事の内容に気を使ったりして暮らしてきた結果です。
逆に保護犬出身のそぼろさんは高齢のらむねさんよりも年配に見られることがありました。辛い環境で適切なケアをされずに育った結果だと思っています。ですが、らむねさん同様に食事やケアをしっかりしてあげるにつれ、そぼろさんにも若々しさが感じられるようになってきました。
皆さまのワンちゃんにも、いつまでも元気で可愛らしい姿でいてほしいと願っております。

※取材は2023年2月に行いました