トリマー/永木 悠 へのインタビュー(1/3)
永木 悠NAGAKI YU
初心を忘れず、基本を忠実に
山陽電鉄本線滝の茶屋駅は、海が一面に広がるのんびりとした町だ。 潮の香りと頬をなでる風がなんとも心地よく、ぼうっと海を眺めていてもなかなか飽きさせない。 駅前から更に坂を登っていくと、海の見える素敵な商店街が見えてくる。 その一角にあるのが地域密着型の可愛らしいトリミングサロン「Dog Salon Stitch」だ。 家族で経営されているからか、その息はピッタリで飼い主さまが望んでいるカットスタイルを忠実に再現してくれる。 トリマーの永木悠さんは「飼い主さまに満足のいくトリミングを追及したい」と、常に高い向上心を持って丁寧に対応してくれる。 その姿からリピートしてくださる飼い主さまも後を絶たないという。 そんな永木さんにトリマーとしての思いを語ってもらった。
プロフィール
- 永木 悠
- 出身地
- 兵庫県
- 趣味・特技
- カラオケ
- 今まで飼ったことのある動物
- 犬
- 所属 / 役職
- Dog Salon Stitch / トリマー
- 資格
- JKC公認A級トリマー
- 経歴
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- 高校卒業後、トリマーになるため専門学校へ進学
- 卒業後、母親がオーナーを務める「Dog Salon Stitch」でトリマーとして勤務
インタビュー
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トリマーになろうと思ったきっかけを教えてください
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実家で飼っていた愛犬がきっかけですね。 毎月1回トリミングサロンへ連れて行っていたのですが、そこで可愛らしく変身している姿を見る度に「いつか私もあんな風に可愛くカットしてあげたい!」と強く思うようになっていました。 そんな思いを知ってか知らでか母から「将来はトリマーになったら?」と進められ、高校卒業後はトリマーになるべく専門学校へ進学しました。 今思えば、母からの一言がなければトリマーは憧れだけで終わっていたかもしれません。 常に私のことを応援してくれる母にはとても感謝していますし、一緒にこのお店をオープンできたことに嬉しく思います。
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トリマーになって嬉しかったことや思い出に残る出来事はありましたか
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飼い主さまから「今まで通ったトリミングサロンのなかで一番綺麗にしてもらえた!すごく嬉しい、本当にありがとう」と喜んでもらえたときは嬉しかったですね。 飼い主さまの要望に応えるのがトリマーとしての使命なので、その使命を果たせたことにやりがいも感じますし、トリマーとして更に頑張らなければ!とやる気にも繋がりましたね。
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永木さんはJKC公認A級トリマーの資格をお持ちとのことですが、これはどのような資格なのでしょうか
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一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が発行するトリマー業界では有名な資格の1つです。 技術と経験のレベルに応じて「C級・B級・A級・教士・師範」と5種類あり、私はそのA級トリマーの資格を保持しています。
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A級を習得するまでの道のりは大変だったのではないですか
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そうですね。 試験では筆記試験と実技試験があるのですが、筆記試験ではワンちゃんに関する豊富な知識が問われ、実技試験ではさまざまなスタイルを高いレベルでカットできる技術が求められます。 JKCの試験はとても厳しいと有名でしたので、A級に合格したときにはとても嬉しかったのを覚えています。 もちろん取得して満足するというわけではなく、今後も資格に恥じないように日々のトリミングに励んでいきたいと思います。
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