ペットサロン　KURUKURU（東京都）橋本 麻紀へのインタビュー（2/3）

インタビュー

• こちらのお店は復帰して2年後の2016年にオープンと伺っています。お店のコンセプトについてのお話を聞かせてください。

  お店の名前の由来にもした愛犬の”くるよ”の介護を経験して思うことがあり、同じようにシニア犬のケアで困っている方の力になれるよう心掛けています。
  体力の低下や皮膚のたるみや後ろ足の震えなど、ワンちゃんの老化は飼い主さまが気づいてないうちに進んでしまいます。普段の暮らしの中では気が付かない変化にも月に1回のトリミングでは気付けることもあるので、トリミングを通して元気な暮らしを長く続けられるようなサポートをしていきたいです。

• 高齢犬のお手入れに関して、特別に行っておられる手技などはありますか？

  カットの技術そのもの以上に、その都度その子に合わせて無理のないやり方で行うことが大切だと思っています。立てない子なら無理して立たなくてもいいし、緊張しているなら雰囲気に慣れるまで店内を自由に探検してくれればいい、体力に不安があるならカットの時間を短縮することも技術の一つだと思うし、とにかく、根本的に負担の軽減を心掛けて取り組んでいます。

• そういった優しい施術はワンちゃんにも好かれそうですね。

  好いてくれているといいのですが…どうでしょうか（笑）
  常連さんの中にはお散歩の途中にお店に来たがる子もいるようです。人の気持ちは絶対に通じていると思っていて、そういう意味でワンちゃんとの信頼関係をしっかり築いていけたら嬉しいです。

• なるほど（笑）　現在5周年ということで新たに導入されたサービスもあると伺っています。

  そうですね。水圧と泡の力で汚れを素早く落としてくれるベイジングサポートRUNSという機械を導入しました。シャンプー時間も短縮でき、乾きも早くなり、ワンちゃんへの負担を減らせて、また炭酸泉も出すことができるので皮膚トラブルや関節痛がある子にもオススメしています。