奥沢すばる動物病院オクサワスバルドウブツビョウイン |
東京都 世田谷区 奥沢3-45-1欅ビル1F
東急目黒線奥沢駅南口から徒歩約1分
犬/ 猫
一般診療/狂犬病注射/混合ワクチン注射/フィラリア予防/ノミ・ダニ予防/しつけ相談受付/避妊・去勢/その他
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スタッフ紹介
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宮直人 / 院長
プロフィール ◇生年月日:12月16日
◇出身地:東京都
◇好きな動物:パグが大好きです!実家での愛犬です。
◇趣味:読書(浅田次郎さんや伊坂幸太郎さんの本を愛読しています)
・所属学会:日本獣医がん学会
宮直人 / 院長 インタビュー
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初めに、宮先生が獣医師を志したきっかけについてお話を聞かせてください。
確か高校生の頃だったと思います。実家で飼っていたワンちゃんを出産させることになったのですが、妊娠中は経過良好だったにも関わらず無事に出産することが叶わず、結果的に死産となってしました。
子供ながらにショックを受けましたし、その子にもっと出来ることはなかったかと、とても悔しい思いをしました。その経験が獣医師を目指すことを意識したきっかけになったと思います。
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これまでのご経験の中で、特に印象に残っていることはありますか
以前は夜間の救急診療に従事していたこともあり、帝王切開での出産を行う機会もあったのですが、新しい命の誕生を目のあたりにしたときのことは印象深く覚えています。
一般のご家庭で暮らすワンちゃんの出産の場合、知識が豊富な飼い主さまは多くおられないため、どれだけ獣医師が介入できるかが重要です。ガイドラインを立て、出産に対する意識をもっていただき、この後何が待っているかをしっかり認識していただいています。
結果的に幸せになってもらいたいですし、生まれた子が定期検診などでまた病院に来てくれたら嬉しいですよね。
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臨床の現場に立つ中で、やりがいを感じるのはどんなときでしょうか
今のお話で触れたように、再会があるのは嬉しいですし、やりがいを感じるところです。
例えば一度動物を亡くした飼い主さまが新しい家族をお迎えされた際に、その子を連れてまた会いに来てくれた時もそうです。
これは一次臨床を行っている獣医師の先生が皆思っていることかもしれませんね(笑)
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宮先生が考える、獣医療の興味深いところはどんなところでしょうか。
私の師匠や大学の教授の受け売りなのですが、獣医療は一生勉強の世界と言われています。10年前のセオリーと今のセオリーが進歩によって全く違うものになっている可能性があり、
例えば、2000年代に入ってから注目を浴び始めた「再生医療」と呼ばれる治療が一般的に簡単に行えるようになれば、現在行っている多くの治療が必要ではなくなります。
進歩するというのはそのように大きな変化をもたらす可能性があり、私たち獣医師は絶えず勉強していなければいけません。興味深さを感じるのはその点です。
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最後に、今後の目標を教えてください。
地域にしっかり浸透して、特に呼吸器内科、腫瘍内科、救急診療、血液透析など、生死に関わる病気もケアできる病院にして行きたいと思っています。
また長期的な目標として、周囲の先生と協力し合い、自由が丘・奥沢エリアで動物たちが安心して暮らせるようなネットワークを作っていきたいと思っています。
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