WORLDWIDE PET SPA＆HOTEL 青葉台本店

花田 友恵 / オーナーインタビュー

動物業界で働こうと思ったきっかけを教えてください

20代のときに初めて自分でダックスを飼ったのですが、その子は元々病気を患っていて、病院に連れて行ったら即入院し、そのまま息を引き取ってしまったんです。購入したペットショップに問い合わせても何もしてくれず、辛い思いをしました。当時、私は別の仕事をしていたのですが、そういった経験から動物関連の仕事がしたいと思い、保護活動などに参加して、色々なブリーダーさんのところに行ったりもしていました。
活動を通してショッキングなこともたくさんあり、そういった現状を目の当たりにしていったなかで、何か自分にできることはないかと考え、ブリーディングから生体販売、トリミングができるお店を開いたんです。最初のダックスのことが無ければこの業界に入ることはなかったと思います。

やりがいを感じるときはどんなときですか

皮膚の弱い子が昔に比べて増えてきたことによって、マイクロバブルを導入し、動物病院と共同で皮膚改善のサービスなどをおこなっていたこともあります。トリミングでワンちゃんを綺麗にするだけでなく、皮膚の状態を確認し、病気を早期発見して治療のお手伝いができたときはやりがいを感じますね。

心に残っているエピソードについて教えてください

お風呂や動物病院が苦手なワンちゃんでも「このお店には自分から進んで来る」と飼い主さまからお聞きしたこと、もう一つは、ホテルでお預かりしたワンちゃんが、来たときは警戒していたのに慣れてくれて、自分の家のようにリラックスしてくれたことがあって、とても嬉しかったです。

今後の目標について教えてください

当サロンに来ていただいている飼い主さまと一緒にお散歩に行くことも増えたり、ワンちゃんが亡くなってしまった飼い主さまからお電話をいただいて、来店当初の思い出話をしたりすることもあります。ワンちゃんを通じで色んな飼い主さまとの繋がっていっていることを実感しています。
今後も多くの飼い主さまの憩いの場のような存在として、繋がりを広げていければと思っています。