ペットハウスちょきちょき

オーナー ／ 佐敷 万里インタビュー

トリマーを目指そうと思ったきっかけをお聞かせください

小学生くらいの頃から動物関係の仕事がしたいと考えていて、トリマーの職業も知っていたのですが、始めはその必要性が理解できていなかったんです。ですが、徐々にトリミングへの理解が深まっていくと共に、病気の早期発見にも繋げる事ができるということも分かってきて、美容もワンちゃんのために必要なんだと気付いたら、一気に興味が湧いてきました。

お仕事するなかで嬉しい瞬間はどんなときでしょうか

ワンちゃんが喜んで店内に入って来てくれたときは、「このサロンを好きになってくれたんだな」とこちらも嬉しく感じます。飼い主さまからサロンに行く話を聞くと、凄くテンションを上げてくれる子もいるそうです。
また、病気の早期発見・治療に繋げる事ができたときも嬉しいですね。ときには心臓病や蓄膿症を見つけた事もありました。心臓病は咳の仕方で疑う事ができますし、糖尿や蓄膿症の場合は水の飲み方に違和感があるので、ちょっとした変化で気付いてあげられるときがあるんです。頻繁に通ってくれているワンちゃんであれば、抱っこしただけで体重の増減もすぐに分かります。「ちょっと太ったね」とか「痩せたね」とか、「なんか今日はおかしいよ」という気付きがあれば、飼い主さまにもすぐにお話しています。

今後の目標はありますでしょうか

保護犬にも関心を持ってご家庭に迎え入れてほしいと思い、2016年頃からボランティア活動にも力を入れるようになりました。地域猫に不妊手術を受けさせて元の場所に戻す、TNR活動にも参加しています。「ペットのため」というポリシーを根本に、お店やボランティア活動をしているのですが、今後もこのポリシーは変えずに様々なことに取り組んでいきたいと考えています。