トリミングルーム ポプリ

オーナー・トリマー ／ 山田 智子インタビュー

トリマーになったきっかけを教えてください

はじめは一般企業に勤めていたのですが、“トリマー”という職業があることを知った途端「私もやってみたい」と強く思い、電話帳で自宅近くにあるトリミングサロンを探し「働きたいのですが、求人していませんか？」と思い切って電話をかけたんです（笑）。
トリミングに関する専門教育を受けていないのはもちろん、知識も技術も経験も何もない、「ただ、この仕事をやっていきたい！」という、強い気持ちがあるだけでした。でもそんな私の強い思いが届いたのか、求人をしていたわけでもないのに、「じゃあ、うちに来てもいいよ」と言ってくださるトリミングサロンさんが見つかったんです。この時は、本当に嬉しかったですね。はじめは見習いとして働きながら、実践を通じてワンちゃんやトリミングに関する知識や技術をひとつひとつ身につけていきました。

やりがいを感じるのはどのようなときですか

やっぱり、ご利用いただいた飼い主さまに喜んでいただけた時ですね。笑顔で「こんなに可愛くなって！」と嬉しそうに話してくださったり、お礼の言葉をかけてくださったりした時には、“トリマーになってよかった”と心から感じます。また、サロンに来てくれたワンちゃんがゆったりと気持ちよさそうにしているところや、のんびりとくつろいでくれている姿を見かけた時も嬉しくなります。
飼い主さまは当然のことながら、ワンちゃんにとっても居心地のよいサロンが理想ですね。

これまでに印象に残っているエピソードを教えてください

当サロンは完全予約制で、ごく一部のご希望の飼い主さまには、お忘れ防止のためにも当日の朝にご予約確認のお電話を差し上げているんですが、ある日飼い主さまに「電話口から山田さんの声が聞こえると、うちの子大喜びするんですよ」とお伺いしたことや、近所にお住まいの飼い主さまから「お散歩でサロンの前を通る度に、中に入りたそうにするんですよ」と教えていただけた時はとても嬉しかったですね。これからも頑張ろうと気合が入ります！