marshmallowman

オーナー ／ 酒井 志保インタビュー

トリマーになろうと思ったきっかけを教えてください

子どもの頃からワンちゃんが大好きだったのですが、両親はワンちゃんを飼うことをなかなか許してくれず…。トリマーという職業を知った中学生のときに、「将来トリマーになるために必要」と説得に説得を重ね、初めて飼ってもらいました。
トリマーを目指すようになってからは、図鑑を見て犬種を学んだりすることに没頭して、格好よくて素敵な姿に心から憧れていましたね。

トリマーになって良かったと思うのはどのようなときですか

お客さまからの信頼を感じたときです。「酒井ママにやって欲しい」と高速を使って県外から来てくださったり、ワンちゃんをお返しした時の嬉しそうな笑顔を見るととても嬉しいです。悩みなどをご相談いただけたときも頼られていると感じて嬉しいですね。
また、専門学校でトリミング講師をしていると、自分の分身ができるような嬉しさを感じます。生徒たちの手つきを見ていたら私の癖にそっくりだったということもあったり！ 教え子が全国大会上位になったときや、業界で活躍する姿を見たときもやっていて良かったと思いますね。

心に残っているエピソードを教えてください

私を変えてくれた3匹のワンちゃんとの出会いです。シーズーの花子ちゃんは、私の一番苦しかった修行時代を支えてくれました。この子と一緒に頑張ろう！といつも思っていたものです。それから、アフガンハウンドのムーンくん、この子は毎日、多くのトリミングやシャンプーをしていたころの思い出の子です。当時は夜中の2時までシャンプーに明け暮れました。そしてビションフリーゼの菊ちゃんは、ビションフリーゼが欲しくて欲しくてたまらないときにやって来てくれた子で、尊敬するブリーダーの上野さんからいただきました。この子との出会いがあり、今の私のトリミング技術があります。
どの子も思い出深く一言では語れませんが、プライベートはもちろんトリマーとしての私も支えてくれた大切な子ばかりです。

これからの目標やビジョンはなんですか

サロンをこんなふうにしたい、という希望は特にありませんが、おばあちゃんになるまでトリミングを続けられたらと思います。生涯現役トリマーとして生きられれば素敵ですね。
もうひとつの夢は、サロン名のもとにもなっている大好きなビションフリーゼにまつわることで、ブリーダー・上野さんの教えなども取り入れて、自分の思った通りの理想のビションを育ててみたいと思っています。