とりみんぐさろん TEDDY♡POO

オーナートリマーインタビュー

トリマーになろうと思ったきっかけを教えてください

友人の親御さんが経営されているペットショップでポメラニアンを譲り受けることになり、そのときに初めてペットショップというものの存在を知りました。それがきっかけで将来はワンちゃんに関わる仕事に就きたいと思うようになったんです。

専門学校卒業後は、サロンでトリマーとして勤務されたのですか

いいえ、学校が強く勧めてくださり、卒業と同時に母校の教師として勤務することになりました。それ以来教師生活は25年に及び、今までに教えた生徒は数千人になります。
近畿一円に散らばった卒業生が活躍している姿を見ることが何よりも嬉しいですね。

長い間お仕事をされてきて、一番思い出に残っていることは何でしょう

40歳を超えた教え子と再会したときのことですね。彼は出世して、大きなペット関連の会社の本部長になっていました。そしてなんと、「先生、自分のところで働いてみませんか」と声をかけてくれたんです！ 教え子の出世も嬉しかったですし、教え子が私の力を生かせる場を提供してくれたことにも感激しました。

専門学校の先生をしながら、土日祝日だけのサロンをオープンされたのはなぜでしょうか

教えている立場だけだと、慢心してしまいそうなのが怖いんです。あとは、いつまでも現場でワンちゃんや飼い主さまとのふれあいを楽しみたいという気持ちもあります。
欲張りですが、自分が培った技術を生徒たちに伝えたいという思いと、実際にワンちゃんへの施術で生かしたいという両方の思いを叶えたかったんです。

今後の目標やビジョンについて教えてください

昔に比べるとトリマーの地位や収入も上がってきていますが、まだまだ十分とはいえません。さらなる向上を目指すには、私たちトリマーひとりひとりが努力して、ご納得いただき信頼していただけることが大切だと考えています。そのための努力は惜しみませんし、死ぬまで勉強です。また、奥の深いトリミングの魅力を多くの生徒たちに伝えることも私の役目だと考え、今後も力を注いでまいります。