ドッグキャンパス 元住吉店

オーナー：末松　誠インタビュー

末松さんが動物業界を志したきっかけについてお話を聞かせてください。

私の場合は実家がペットショップだったという環境が大きく影響していると思います。最初は金魚屋さんで、その後に熱帯魚屋さん、犬や猫を扱い始めたのが昭和50年頃です。身近に生き物が多くいたことで、知らず知らずのうちにペットに関わる仕事に就いたというわけです。はじめのうちはぼんやりとしていましたが、20代後半にペットといっしょに暮らすことの素晴らしさを実感するできごとがありました。この事がきっかけとなり、この仕事に引き込まれていきました。

これまでのご経験の中で印象に残っていることはありますか？

一頭の犬を自分の家族に迎えいれたときのことです。とても小さなミニチュアダックスフンドが家庭の雰囲気を大きく変えてくれました。家に犬がいることの嬉しさ、楽しさ、ペットが人間に与える影響を実感し「人はペットと共に暮らすべきだ」とも感じました。またそれと同時に、ペットを飼えない方にもこの素晴らしさを感じてもらうことはできないだろうかと考えさせられましたね。

日頃多くのワンちゃんと向き合う中でやりがいを感じるのはどんなときですか？

最初は怖がっていたわんちゃんでも、ドッグキャンパスで時間を過ごすうちに変化が現れます。次第に他のわんちゃんと遊ぶようになり、次に来店したときには喜んで自らお店に入ってきてくれたりします。
私たちとの関係性が育っていく過程や、それによってわんちゃんに変化が現れたときは嬉しいですね。

末松さんが思う、動物と触れ合うことの魅力はどんなところでしょうか

意思の疎通ですね。わんちゃんは人の感情をよく理解しますし、こちらもわんちゃんの気持ちがよくわかります。言葉が通じなくてもきちんと心が通うところが魅力です。

今後の目標を教えてください

飼い主さまの気持ちに寄り添うお店を増やして、より多くの方に充実したサービスを提供できるようにしていきたいと思います。
ペットがそばにいる生活は本当にいいものだと思うので、その生活をさらに楽しくするお手伝いが出来たらと思います。