GROOMING SALON ROOTS

オーナー ／ 山本 三恵子インタビュー

トリマーになったきっかけを教えてください

子供の頃から動物がすごく好きで、ウサギや小動物を飼っていたのですが、ワンちゃんを飼う許しはなかなか出なかったんですね。両親に何度もお願いして、ようやく念願のワンちゃんを飼うことができたのですが、そのあまりの可愛さに溺愛しました（笑）
その子がきっかけで、「ワンちゃん関係のお仕事がしたい」と思うようになったんです。

トリマーになってやりがいを感じるときはどんなときですか

トリミングが苦手なワンちゃんでも、コミュニケーションをとり信頼関係ができるとしっぽを振りながらサロンに入って来てくれる、嬉しそうに帰っていく姿を見ることができたときはとても嬉しいですね。

香港でのトリミング経験もあるんですね

はい、日本のトリミング技術を求める方々を対象とした高級サロンを香港で立ち上げから仕事をしました。その頃は日本のトリミング技術はまだ浸透しておらず、カットスタイルのこだわりや、施術内容などがこちらの文化とは全く異なっていましたので驚きましたね。日本のトリミングスタイルを浸透させるのは大変でしたが、とても貴重な体験ができました。
今でもたまに香港にいらっしゃる飼い主さまと連絡を取ることもありますよ。

カット、シャンプー時にいつも心掛けていることはありますか

シャンプー時のワンちゃんへの負担を少しでも軽減できるように、なるべく素早く施術するよう心掛けています。その為にも汚れ落ちの良いシャンプー剤は欠かせません。良いシャンプー剤を使えば体の乾きも早くなり、結果的に施術時間全体を短縮することができます。また、犬種によって暑がりの子もいますので、シャワーの温度設定には常に注意しています。特にフレンチブルドッグは体温の上昇が早いですからね。

カット時は毛が伸びた後も形が崩れにくいように、きちんとカットラインを揃えることを意識しています。飼い主さまにとってトリミング料金は決して安い物ではありませんので、なるべく長持ちするスタイルをご提供しています。

今後の目標について教えてください

地域密着型のスタイルで、トリミングの用事がなくてもお散歩がてら気軽に遊びに来てくれるような、そんなサロンにしていきたいですね。トリミングだけですと、数ヵ月に１回のお付き合いですが、それ以外でも皆さまとの交流を深めていきたいですね。