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オーナートリマー／望月 一真インタビュー

トリマーになろうと思ったきっかけを教えてください

もともと、動物関係の仕事に就きたいと思っていました。幼いうちからワンちゃんやネコちゃんを飼っていたこともあり、その気持ちが自然に芽生えた感じですね。小学生のころは動物園の飼育員になりたいと思っていました。
高校卒業後に熱海市の専門学校に進学しました。そこではトリマーだけでなく、小動物看護士、動物理学療法士、ペット販売士、家庭犬トレーニングの資格を取得できるのです。すべての資格を取得し、多くのことを学びましたが、なかでもトリミングがとても楽しく感じ、最終的にトリマーになることを選びました。

トリマーになってやりがいを感じるときはどんなときですか？

きれいになったワンちゃんを見た飼い主さまに、喜んでいただけるときです。ぼさぼさの状態でこられるワンちゃんもいるのですが、そんなときこそ私はその子の個性が出せるようなカットをご提供しています。その努力が実り、飼い主さまに「ありがとう」と言っていただけるのは、とても素敵なことだと思っています。これからも飼い主さまとワンちゃんに幸せを届けられるよう、努力していきたいです。

お仕事のために何か努力されていることはありますか？

定期的にセミナーや勉強会に参加しています。セミナーではフードやシャンプー、スキンケア、トリミング、ワンちゃんの扱い方など幅広い分野を学び、日々の仕事に活かしています。東京や名古屋、京都など、少し遠方でも出かけるようにしていますね。
勉強会では、親しいサロンオーナーやトリマーと集まって、意見交換やトリミングの練習などを行なっています。また、興味を持ったサロンへの見学も欠かしません。休日でもサロン関連の活動に顔を出せるようにしています。

トリマーになって1番の思い出や出来事など、心に残るエピソードはありますか？

コンテストに出場し、入賞したことです。2017年に初めて挑戦し、優秀賞をいただくことができました。その後、妻と参加したコンテストでも入賞できました。トリミングサロンを続けるなかで嬉しい思い出は数えきれないほどありますが、自分の努力や技術が形として報われることは、やはり素晴らしいものですよね。この喜びを糧に毎日のトリミングに活かしていきたいと思います。

今後の目標やビジョン（展望）について教えてください

コンテストにもっと参加したいです。トリマーとしてスキルアップするためにも、挑戦できることには貪欲に取り組んでいきたいです。
また、保護犬をサポートする活動も視野に入れています。里親募集中のワンちゃんをきれいにトリミングして、可愛い状態で新しい飼い主さまに出会わせてあげたいのです。実際に静岡県ではそのような活動が始まっているのですが、まだまだできることがたくさんあるので、私たちで盛り上げていけたらと思っています。ワンちゃんの幸せのために、力になれたら嬉しいです。