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オーナー＆トリマー／大倉　希穂（写真左）インタビュー

トリマーを目指した「きっかけ」があれば教えてください

中学校卒業後の進路を決める際、進学するか・就職するか迷っていた時、母がすすめてくれたのがトリミングの専門学校でした。それまで、「トリマー」という職業があることを知らなかったのですが、子どもの頃からワンちゃんを飼っていたこともあり、興味を持ちました。一時は美容学校への進学を考えていたのですが、トリミング専門学校を見学し、トリミングの道へ進むことを決めました。卒業後、当初はショードッグへの道を選んだのですが、やはり身近な存在であるペットたちをきれいにしてあげたいと思い、ペットサロンへ転職。サロン勤務を経て、2014年7月、念願の自分のサロンをオープンいたしました。

トリミングスタイルにとてもこだわりをお持ちですね

このようにこだわるようになったのは、あるセミナーへの参加がきっかけなんです。そのセミナーでは、ワンちゃんを中心としたワンちゃんが嫌がらないトリミングについての内容だったのですが、まさに目からウロコでした。ワンちゃんを動かすのではなくワンちゃんを中心にトリマーが動く、ワンちゃんが嫌がるのなら無理にやらず、どうしたら出来るのかを考える。そんなお話を聞き、それまでの私はトリミングがしやすいようにワンちゃんを動かし、トリマー目線での施術を行っていたことに気がついたんです。それからはワンちゃん目線でのトリミングを心がけ、今ではワンちゃんの表情の変化がわかるようになってきました。