ANIMO

店長・愛玩動物看護師・トリマー／鴻江 華果インタビュー

トリマーになったきっかけを教えてください

愛玩動物看護師として働いてきましたが、生き物のお世話をするにあたり清潔というのはとても重要と感じています。特に介護中は身体が汚れやすく、臭いに悩まない方はいないのではないでしょうか。寝たきりになってもトリミングは必要ですが、命を尊ぶが故に、高齢、加療中の犬を受け入れてくれるトリミングサロンは少ないです。臨床知識のある自分がトリミング技術をつければ、役に立てるのではないかと思い勉強を始めました。
専門学校でもトリミングの授業は受けていたのですが、改めてセミナーや塾に通い始めて、徐々にトリミングの世界に魅了され、デザインカットも対応できるようになりました。
もちろん愛玩動物看護師のお仕事も好きですので、今でも週に数回、臨床現場で働いています。

トリマーになってよかったと思える瞬間はどんなときですか

昔から動物の行動学は興味深い学問でした。犬の「怖い」も「嫌」も大切にしています。怖がるからただ優しくするというわけではありません。一生続くトリミングという作業に対する意識を、「苦手」から「出来る」に変えていくために、シグナルを見極め、犬の感情を、テーブルマナー入れを計画する上で大切な判断材料にしています。動物に対するときは、いい意味で期待せず、冷静に、犬にとってわかりやすくを意識しています。トレーナーさんがトリミングに入ると倍の速度で順化を見せてくれるので、トレーナーさんって本当に凄いなと思います。まだまだ勉強の余地ありです。

慣れない環境に緊張している、トリミングが苦手な子への接し方で注力していることはありますか

私からワンちゃんに触ることはしません。
動物の行動分析学に基づいた「ハズバンダリートレーニング」を取り入れていて、ときにはオヤツを使いながら、ワンちゃんのペースでゆっくりと環境に慣れてもらうようにしています。また、トリミングが苦手な子には、知り合いのドッグトレーナーに協力してもらうこともありますね。このときもハズバンダリートレーニングを用いています。初めは嫌がって全くトリミングできなかったのに、徐々にワンちゃん自らトリミングに協力してくれるようになるんです。トレーナーさんって本当に凄いなと思いますね。

今後の目標について教えてください

トリミング業界といえば、低賃金、残業が当たり前、休みなし、休憩はおにぎり詰め込んで終わり！なんて時代を生きていましたが、もうこの年齢なので辛いです。若い子達にそんな思いもさせたくありませんし、企業のあるべき姿ではないと思います。宇宙一働きやすいサロンを作り上げるべく、この業界のパイオニアになりたいです。なります。ご愛顧くださるお客様のためにも、輝く未来をもつ若いスタッフのためにも、事業継続のための学びを続け、行動していきます。

愛玩動物看護師・トリマー／矢﨑　杏菜インタビュー

トリマーになったきっかけ、なってよかったと思える瞬間、今後の目標を教えてください。

ペットショップの店員になろうと沢山の学科がある専門学校に入りました。それまで金魚やクワガタしか飼った事が無かったのと、近所や親戚が外飼いのビーグルや雑種で、カット犬種を見た事が無かった為、犬の毛が伸びることも知らず、切ったらその形で一生を過ごすと真剣に思っていました。毎日知らないことだらけで必死に勉強をし、地元のショップに就職が決まった頃、海外でも活躍されているトリミングの先生から、「地元に帰ってショップ店員は勿体ないからトリミングの勉強をしよ！」と声を掛けられ就職先も紹介してもらいました。毎日必死に勉強したからこその縁だと思い、トリマーになる道を選びました。自分の進む道を導いてくれた先生、背中を押してくれた両親には感謝しています！

沢山の可愛い子に毎日囲まれ、飼い主様から、可愛くなった！ありがとう！と言われる瞬間にやりがいを感じますし、もっと勉強して沢山のことを知りたいと思う瞬間でもあります。学んでいる瞬間もとても楽しいです！

JKCのA級を競技会で取りたいです。
トリミングコンテストへ出場したいです。
A級を取ったらハンドリングの勉強をする予定です。

トリマー／田中 美優インタビュー

トリマーになったきっかけ、なってよかったと思える瞬間、今後の目標を教えてください。

子供の頃から犬が大好きでしたが、自分の家では飼うのが難しかったので犬に関する仕事に就くことができたら、【毎日犬に会える！】と思ったのがきっかけでトリマーを目指しました。

トリマーになって、嬉しそうにお店に入って来てくれるわんちゃんと会えた時、飼い主様から、笑顔で「またお願いします」と言われた時、お悩みを聞きアドバイスしたり、お休みの日にどこに行ったよなどのお話を聞いたり等、飼い主様とわんちゃんと自分の3人で色々なコミニュケーションがとれた時はとてもやりがいを感じます。

自分自身、まだまだ勉強中ではありますが、もっともっと知識を身につけ、それに伴い技術も磨き上げて、ただただ、トリミングしてもらっている人ではなく、【この人に自分の大切なわんちゃんを預けたい】と思ってもらえるようなトリマーになれるように努力していきます。

トリマー・トレーナー／朝倉　慧インタビュー

トレーナー・トリマーになったきっかけ、なってよかったと思える瞬間、今後の目標を教えてください

私は、生まれた時から家に犬がいて、犬がいない生活がありえないほど犬と関わってきました。
家族もトリマーをしており、必然的に犬と関わる仕事をしたいと思っていました。
小学校で知った盲導犬訓練士にとても興味を持ち、【お客様から感謝の言葉をいただけて、犬と一緒に仕事も出来る】ドッグトレーナーを目指しました。
実際にトレーニングを行ない、できなかったことができるようになる喜びと、「こんなことができるようになりました！」とお客様にお伝えすると、とても嬉しそうに喜んでくれる姿、「ありがとう」の感謝の言葉をいただける瞬間は、トレーナーになってよかったと心から思います。
専門学校で名誉ある先生方から教えていただいたたくさんの知識や技術を、お客様やわんちゃんに合った方法で活かしていきたいと思います！
【この人にトレーニングしてもらってよかった！】と思えるようなドッグトレーナーを目指して、お客様とわんちゃんに寄り添って精一杯頑張ります！