スタッフ紹介

オーナー・トリマー / 鴻江 華果

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プロフィール

◇趣味:アルトサックス
◇今までに飼った事のある動物:ペキニーズ、チワワ
◇好きなカットスタイル:マルチーズのトップノット

オーナー・トリマー / 鴻江 華果インタビュー

トリマーになったきっかけを教えてください

元々はトリマーではなく、動物看護師として働き始めました。
初めて勤めた病院が診療だけでなくトリミングサービスも行っていて、そこには他のサロンでトリミングを断られてしまった、高齢の子や持病のある子もたくさん来院していました。そういった子たちを見ているうちに、「自分もトリミング技術を学んで、飼い主さまの手助けをしたい」と思うようになったんです。
専門学校でもトリミングの授業は受けていたのですが、改めてセミナーや塾に通い始めて、徐々にトリミングの世界にはまり込んでいったんです。今ではすっかり魅了されて、デザインカットも対応できるようになりました。
もちろん動物看護師のお仕事も好きですので、今でも週に数回、病院で働いています。

トリマーになってよかったと思える瞬間はどんなときですか

上手くカットができて、それが飼い主さまにも伝わったときはやりがいを感じます。
また、保健所でトリミングのボランティアもしているのですが、保護されているワンちゃんは怖がりの子も多いんです。そういった子たちが少しずつ私に心を開いてくれて、トリミングをさせてくれたときは凄く嬉しいですね。

慣れない環境に緊張している、トリミングが苦手な子への接し方で注力していることはありますか

私からワンちゃんに触ることはしません。
動物の行動分析学に基づいた「ハズバンダリートレーニング」を取り入れていて、ときにはオヤツを使いながら、ワンちゃんのペースでゆっくりと環境に慣れてもらうようにしています。また、トリミングが苦手な子には、知り合いのドッグトレーナーに協力してもらうこともありますね。このときもハズバンダリートレーニングを用いています。初めは嫌がって全くトリミングできなかったのに、徐々にワンちゃん自らトリミングに協力してくれるようになるんです。トレーナーさんって本当に凄いなと思いますね。

今後の目標について教えてください

現在、他のトリマーさんに向けて、この場所と設備の貸し出しを行っています。
お仕事全般に言えることなのですが、お子さんが産まれた後に、女性が育児と仕事を両立させるのはなかなか難しいことです。私も経験がありますのでよく分かります。出産後もトリマーとしてお仕事を続けたい方が、ご都合の良い日に合わせて働けるようにと、このような貸し出しを始めました。「結婚した後も、子供が生まれた後も、トリマーとして活躍できる場所があるんです」と言うことを、広く伝えていきたいですね。

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