つじ動物病院(トリミング)

トリマー兼動物看護師 ／ 甲斐 麻菜美インタビュー

トリマーになったきっかけを教えてください

愛犬がてんかんを持っていて、お薬はちゃんと飲ませていたのですが、トリミングに出すときは毎回心配でした。それで、「自分でトリミングが出来るようになれればいいな」と思ったのが最初のきっかけです。

ネコちゃんをたくさん飼っていらっしゃるんですね

はい、実家で母が保護活動を行っていて、それでたくさんいるんです。ピークの時は20頭くらいいましたね。

トリミングの際にこだわっていることはありますか

飼い主さまの目に留まりやすいということもあって、特にワンちゃんのお顔のカットは細部までこだわっています。ですが、お口の周りに食べ物が付いてしまうなどでお困りの方には、短くカットしてあげています。可愛さも勿論ですが、清潔に保つことも大切ですからね。

トリマーになって一番心に残るエピソードについて教えてください

専門学校に通っていたときに、プードルトリミングの第一人者がいらっしゃって、私たち生徒の前でカットを見せてくれたんです。その方は私たちと同じ道具を使っていたのですが、それでも段違いのクオリティでしたね。「あのバリカン使い辛いなぁ・・・」と思っていたのに、技術がある人が使うと、道具もその性能を最大限に発揮できるんだな、と改めて感心したのを覚えています。

今後の目標について教えてください

ワンちゃんのなかにはトリミングが苦手で、噛んでくる子や暴れてしまう子もます。毎回のトリミングで大きな負担を与えてしまいますので、可能な限りトリミングに慣れてもらいたいですね。そのためにも、カットやシャンプーの技術だけでなく、ワンちゃんの扱い方に関しても腕を磨いていきたいと思います。