Dog space 晴 -haru-

オーナートリマー ／ 田中咲インタビュー

トリマーになろうと思ったきっかけを教えてください

子どものころはワンちゃんが近づくだけで逃げ出してしまうような状態でしたので、ワンちゃんにかかわる仕事をするようになるとはまったく考えていませんでした。そんな心境に変化があったのは、ときどき遊びに行っていた親戚の家族がワンちゃんを飼い始めてからだったと思います。必然的にワンちゃんとじっくりと触れあう機会が増えて、動物にかかわる仕事をしたいと思うようになりました。

トリマーになってやりがいを感じるときはどのようなときですか

お迎えに来られた飼い主さまがかわいくなったワンちゃんと対面したときに、「かわいくなったね」と喜ばれる瞬間はこの仕事を何年やっていても毎回うれしく感じますね。また、来店時にはおどおどしていたワンちゃんがトリミングを終えるころにはすっかりなついてくれたときなどには、「ワンちゃんのお役に立ててよかった」と充実感を得ることができます。

先代の看板犬であるアモちゃんのお話を聞かせてください

アモちゃんは私が最初に飼い始めたワンちゃんで、トリマーの専門学校にトリミングのモデルとして連れて行ったり、週に２回のトレーニングの授業では担当犬として一緒に登校しました。気難しいアモのトレーニングは大変でしたが、共に成長してきました。飼い犬というよりも「戦友」という表現のほうがぴったりかもしれません。このスペースをオープンする前にはすでに体調が芳しくなく、不安なままオープンの準備をしていたのですが、その後奇跡的に持ち直して一緒にオープン日を迎えることができました。残念ながらそれから一カ月ほどで旅立ってしまいましたが、オープン時の看板犬として活躍してくれたことは今でもすごく感謝しています。

今後の目標やビジョンについて教えてください

2019年の7月末にオープンしたお店ですので、お店の宣伝などしなければいけないことがまだまだたくさんあります。それらを一つひとつ着実にこなしながら、ひとりでも多くの飼い主さまから「ここに任せてよかった」と思ってもらえるようなお店を作っていくことにまずは全力を注いでいきたいと考えています。

EPARKペットライフをご覧の方に一言お願いします

トリミングが苦手なワンちゃんも多いと思いますが、当店ではワンちゃんに少しでもトリミングの日を楽しく過ごしてもらえるような雰囲気と空間づくりに力を入れています。トリミングに来るというよりも、遊びに来るような感覚でご来店いただけるとうれしいです。皆さまのご来店をお待ちしています。