かとり動物病院(トリミング)

香取 良太：院長インタビュー

香取先生が獣医師を志したきっかけについて、お話を聞かせてください

幼い頃から動物たちと触れ合うことが好きで、両親を一生懸命に説得してセキセイインコを飼ったことを覚えています。そして、動物にかかわる何らかの仕事に就きたいと思うようになり、大学では獣医学を専攻しました。
私の世代ではまだ動物に対して「ペット」という認識がなく、講義や実技もウシやブタなどの家畜に関する内容が中心でしたが、そんな中でも「ワンちゃんやネコちゃんたちを診ていきたい！」との思いをもち、この道に進みました。

日頃から多くの動物と触れ合う中で、モチベーションになっているのはどんなところでしょうか

開院して30年以上が過ぎ、これまで数え切れないほど多くのワンちゃんやネコちゃんの診察と治療をしてきました。長い年月が経った今でも「病気の子が元気になること」「けがなどで入院した子が無事に退院してくれること」が純粋に大きな喜びです。
また、地域に根ざした動物病院として飼い主さまとの関係づくりにも努めているので、飼い主さまから聞かせていただける嬉しいお声が、いつもスタッフの励みになっています。

こちらの病院は香取先生のご家族の方々で運営していると伺いました

そうですね。息子は他院で経験を積み、現在は副院長として当院に勤務しています。
これまで親として獣医師の道に進むよう勧めたことはなく、まさかこの仕事に就くとは思いませんでした(笑)
息子は最新の獣医学を身につけ、一方で私には30年以上の医療経験があり、時には治療方針などで意見がぶつかることもあります。しかし、すでに安心して任せられるというレベルに達しています。
そして私の妻は併設のトリミングサロンやペットホテルの業務を担当し、息子の嫁も受付業務を手伝ってくれています。