animal tree Buddy

トリマー／三上山　美和インタビュー

保護犬・保護猫活動にも力を入れていらっしゃるんですね

はい、店舗を活用して、沖縄県動物愛護管理センターから引き取った保護犬・保護猫の譲渡を行っています。改善されてきた部分もありますが、保護活動はまだまだ厳しい状況です。ワンちゃん・ネコちゃんと本当の意味で共生していくためには、社会全体が変わる必要があると考えています。サロンやホテルをご利用くださっている飼い主さま方にも、動物たちが置かれている状況を知っていただきたいと思っています。

保護活動をされていて、大変さや喜びを感じるのはどんなところですか

無事に譲渡先が決まるかなと心配に思うことはありますが、辛くてどうしようもないことや心が折れるようなことはありません。スタッフは皆ワンちゃん・ネコちゃんが大好きですし、成長する姿を見守る楽しさが大きいからです。人に慣れていないワンちゃん・ネコちゃんは、譲渡まで1年ほどかけてトレーニングすることも珍しくありません。家族としてお迎えいただく方にも、喜んでいただける状態で譲渡するためです。時間と手間をかけてトレーニングした子の譲渡が決まったときは、うれしい気持ちでいっぱいになります。

今後の目標について教えてください

ワンちゃん・ネコちゃんと接する際はいつでも、大切なご家族をお預かりするという心構えです。ときには、専門的な視点でのアドバイスをさせていただくこともあり、飼い主さまとワンちゃん・ネコちゃんのために何ができるか、常に考えています。そのために、動物の行動心理学の先生とも連携しながら、日々の勉強を欠かしません。これからも、お預かりするワンちゃん・ネコちゃんの幸せを願って、勉強を続けていきたいです。ご飯やご自宅でのケア、しつけなど幅広くサポートしていきたいと思っていますので、何かお困りの際はお気軽にご相談ください。