米川動物病院(トリミング)

院長：米川　秀彦インタビュー

獣医師を目指したきっかけを教えてください

最初から獣医師を目指していたわけではありませんでした。
私は畜産科の高校に通っていたのですが「もっと畜産について勉強したい」という想いから、畜産に関係のある獣医の大学に進学しました。当時は、お肉や牛乳などを作る生産業に関わるお仕事に興味がありましたので、初めは小動物臨床をやるために獣医師になったわけではなかったのです。

獣医師になってやりがいを感じるのはどんな時ですか

もちろん、お預かりした動物たちが元気になったときに、飼い主さまが一緒に喜んでくれることです。また、診察の際には、健康を維持するにはどうすればいいか、この症状になってしまったときの対処法などをアドバイスしています。それに対して飼い主さまが、その病気に関する知識、病気との付き合い方、これから注意しなければいけないことを理解してくれ、実践しているのを見たとき「この動物は幸せに暮らせている」と思い、やりがいを感じるのです。

病院でトリミングを導入されたきっかけについて教えてください。

初めは診療のみで行っていましたが、開業からしばらくして患者さまも増え始めた頃、「ご自宅でのケアや高齢のワンちゃんがサロンに通えなくなってきた」というようなご相談が増えて来たのです。そんな折、仲良くしている病院の院長からのつてでトリマーさんの紹介があったことから、トリミングのサービスを始めました。

飼い主さまにお伝えしたいことをお聞かせください。

初めてお風呂に入るワンちゃんは慣れてないため怖がってしまい、そこからお風呂が嫌いになってしまうこともあります。最初のシャンプーが大事ですので、できれば初めてのときはプロにお任せいただきたいです。また健康なうちからトリミングに通うことで、病院に慣れさせることにもつながります。定期的にトリミングに来ることは、異常や病気の早期発見にもつながるのでおすすめいたします。また、口臭や体重の変化など、普段一緒に暮らしている飼い主さまではなかなか気づきにくいことも、ふとしたきっかけでトリマーや獣医師が気づくこともあります。当院では、カットとシャンプーだけではなく、健康と美容の両面を考えたトリミングを行っていますので、ぜひお散歩ついでなどにお立ち寄りください。