DOG SALON WING

オーナー ／ 道端 美智代インタビュー

トリミングサロンを始めようと思ったきっかけを教えてください

もともとポメラニアンのブリーディングを行っていたのですが、2007年に自宅と犬舎を現在の場所に移転したのをきっかけに、トリミングサロンも始めることにしたんです。
敷地に余裕がありましたし、ブリーディングでお譲りしたワンちゃんの飼い主さまから「トリミングもやってくれたら助かる」と何度かリクエストいただいたことも、決心を後押ししてくれました。
私自身はトリマーではありませんが、よいトリマーさんに恵まれたおかげで地域にご支持いただけ感謝しています。

サロンをしていてやりがいを感じるときはどんなときですか

やっぱり何といってもトリミング後に一段とかわいくなったワンちゃんを見て、飼い主さまが喜んでくださるときですね。そしてリピートしてくださったり、お友達をご紹介くださったりすると、ご満足いただけてよかったと思います。
またうちでお譲りしたポメラニアンをトリミングに連れてきてくださるときは、生まれたときから育てたワンちゃんの成長ぶりを見られて感慨深いです。

心に残っている出来事を教えてください

オープンして10年になりますので、通ってくださっていたワンちゃんとのお別れという悲しい出来事に耐えなくてはならないこともあります。
悲しみのさなかにある飼い主さまがそのことを伝えにきてくださったときは、それだけ大切な場所として思っていただけていたのだと胸がとても熱くなります。その時には古い写真のデータを探して、プレゼントさせていただいたりしています。

今後の目標やビジョンについて教えてください

捨て犬を少しでも減らしていきたいと思っています。私自身ブリーダーをしていて、日々命を扱っています。その命を粗末にする行為は許せないし、迷い犬などを見かけたら急ぎの用があっても中断して保護をしたりもしています。個人レベルですけれども、一人一人が自分にできることをやっていくだけでも未来は変わると思います。
うちでブリーディングしたポメラニアンをお譲りする場合も、最初によくお話をして、きちんとした覚悟を持った上で飼い始めるようにお願いをしています。