緑ヶ丘動物病院（トリミング）

院長 ／ 佐々木一彦インタビュー

獣医師になったきっかけを教えてください

幼い頃から周りには動物がいる環境で育ちました。昔実家で飼っていた犬がフィラリアを発症してしまい、天国に旅立ってしまったことがありました。その当時は動物の知識なんてないですし、ましてやフィラリアという病気について全く知らなかったので、助けてあげられなかった悔しさと悲しさでいっぱいになりました。その思いがずっと心に残り、動物を飼っている人たちに同じ思いをして欲しくないという気持ちから獣医師の道を選びました。

獣医師になって日々心掛けていることはどんなことでしょうか

毎日違ったことに遭遇していますが、日々飼い主さまと動物たちのために出来ることはないか、尽くせることは何かと考えながら探求の日々ですね。

医院を開業するにあたって特にこだわったところはありますか

当院を設計するにあたって、飼い主さまに親しみを持ってもらえる病院にしたかったんです。そのため、レンガで温かみのある雰囲気を出したり、中の様子が外からも見えるように道路側の窓は大きくしたり工夫を凝らしました。また、どんな動物が入院しても大丈夫なように、動物の種類によって入院室を分けるようにしています。知らない場所で過ごすことは動物たちにとってそれだけでもストレスなのに、他の動物のニオイがする場所で過ごすのはもっと負担になりますので入院時は勿論、診察中も同じ場所に入れないように配慮を行っています。

今後の目標を教えてください

チーム医療をもっともっと発展させていきたいと考えています。獣医師と動物看護士の連携を更に密に行い、動物たちの健康を守れるように努めていきたいです。また、獣医師にもそれぞれの得意分野がありますので、得意分野に特化したより高度な治療を行えるようにしていきたいと思っています。

EPARKペットライフをご覧になっている飼い主さまへ一言お願いします

トリミングや治療に限らず気軽に来ていただきたいです。どんな些細なことでも構いませんので、疑問や不安に思うことは心に溜め込まず何でも相談しに来ていただきたいと思います。僅かな心配ごとが積み重なればそれだけで飼い主さまの心の負担は大きくなりますので、お散歩の途中や通りかかったときでも構いませんので気軽にお越しください。