フクオカペット

オーナー ／ 佐々 征彦インタビュー

佐々さんがトリマーを目指したきっかけを教えてください

きっかけは先代のオーナーである母です。トリマーとして活躍する母の背中を見て育ったことが大きく影響しています。地域に愛されるこのサロンを引き継ぎたいと思ったのが22歳くらいの頃で、資格を取るために一生懸命勉強したことを覚えています。母の代から変わらず来てくださっている飼い主さまもいらっしゃって、長い歴史を思うと感慨深いです。

お仕事するなかでやりがいを感じるのはどんな時ですか

それはやはり、飼い主さまに喜んでいただけたときです。「いつも綺麗にしてくれてありがとう」とおっしゃっていただけると本当に嬉しいですし、この仕事をやっていて良かったと感じます。
それともう一つ。大好きなワンちゃんと日々触れ合えることも大きいですね。言葉は通じませんが、態度や表情で喜んでくれているのは何となく伝わってきます。飼い主さまにもワンちゃんにも喜んでもらえる、そんなすてきな職業につけて幸せです。

ペットサロンとして力を入れていることはありますか

信頼関係を築くことには常に注力しています。飼い主さまとの関係もそうですし、ワンちゃんとの関係も然りです。信頼関係なくして感謝されることはありえませんので、誠実さをモットーに日々邁進しています。

今後の目標について教えてください

目標と言えるほど大きなものはありません。日々できることを一つずつ、誠実に行うだけです。トリマーというお仕事は技術面だけをクローズアップされがちですが、私はそれだけではないと考えています。もちろん技術は大事です。そのために資格試験もあるわけですから。ですが、技術に＋αすることでもっと飼い主さまやワンちゃんとの関係性を深めることができる、それこそが大事だと思うんです。
少しずつでも信頼関係を広げていけたら可能性は無限大です。私はそうやって地域の方々と長く深く繋がっていきたいと考えています。