まつき動物病院マツキドウブツビョウイン |
東京都 千代田区 岩本町1-2-13渡東ビル1F
日比谷線小伝馬町駅2・4番出口から徒歩約3分
犬/ 猫
一般診療/狂犬病注射/混合ワクチン注射/フィラリア予防/ノミ・ダニ予防
- 土曜日もOK
スタッフ紹介
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松木 直章 / 院長
プロフィール 生年月日:9月9日
出身地:広島県
好きな動物:ポメラニアン
趣味:オーボエとビオラの演奏、音楽鑑賞
松木 直章 / 院長 インタビュー
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初めに、松木先生が獣医師を志したきっかけについてお話を聞かせてください
元々は自然環境に触れる仕事をしたくて大学の林学科に進みましたが、残念ながら植物に対するセンスが全くありませんでした。友人に勧められて獣医学科に進み直したところ、こちらは自分に向いていたようで、そのまま獣医師になり、その後の24年間は獣医学の大学教員として診療、研究、教育に携わりました。大学を早期退職して動物病院を開業し、今に至ります。
動物の脳や内分泌など、生き物の根幹を司っている部分に興味があり、自分の専門分野にしました。
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臨床で多くの動物と向き合う中で、やりがいを感じるのはどんなときでしょうか。
これまで原因の分からなかった病気のワンちゃんネコちゃんを拝見して、原因が分かって病名がつき、治療方針が決まり、飼い主様に「安心しました」と言っていただけたときです。それから難しい病気を治せたときや、完治が難しい病気でも楽しく生活できるレベルまでコントロールできたときは疲れを忘れます。
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松木先生の思う、ワンちゃんと触れ合うことの魅力とは何でしょうか。
人間と犬が見つめ合ったり触れ合ったりすると、お互いの脳からオキシトシンというホルモンが出ます。オキシトシンは「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」と呼ばれていて、お互いの心を穏やかにしてくれます。お互いの遺伝子に組み込まれた仕組みですから、犬と触れ合って幸せになるのは本能そのものですね。
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松木先生が思う、獣医療の興味深い点はどんなところでしょうか。
当然ですが犬は小さな人間ではないし、猫は小さな犬ではありません。それぞれが全く違う生き物であり、種が違えば発生する病気も症状も違います。例えば同じ糖尿病という病気は、表面上は似ていても、犬と猫と人とで病気の成り立ちや対処法が全く違います。そういった、動物の種の違いについて興味を感じています。
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最後に、今後の目標を聞かせてください
自分の知識・技術のレベルアップはもちろんですが、それとは別に東京で地域医療のネットワークを構築していきたいと思っています。モデルケースともいえる名古屋では中堅以上の先生方の横のつながりが非常に強く、病院ごとの特色をしっかり持って症状に合わせて患者さまを紹介しあっておられます。名古屋全体が一つの総合病院のような形になっているんです。
東京でも同じように、動物との暮らしを楽しむ方々が安心して暮らせるよう、他の先生方とも協力しながら地域医療のネットワークを築いていきたいですね。
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